オーバード・ホールの“Presents”な企画

コラム

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(公財)富山市民文化事業団/オーバード・ホールの主催事業のなかには、いわゆる“冠”がついているものがあります。
たとえば、「AUBADE HALL Produce」や「AUBADE HALL Presents」なんかがそうです。
そのなかでも今回は“Presents”な企画についてお話しします。

劇場をとびだした企画

Presentsという言葉には、一般的に「提供する」「主催の」という意味があります。オーバード・ホールでは劇場をとびだして行う企画・公演に、“オーバード・ホールから皆さまへお贈りする”という思いも込めて「AUBADE HALL Presents」と名付けています。これらの企画ではスタッフも劇場をとびだしているので、様々な会場で「あの人見たことある!」なんてこともあるかもしれません…!

それでは、ここからは“Presents”を冠した企画をいくつかご紹介します。

プラネライブ(2017年~)

プラネタリウムで、満天の星や⾵景などの美しい映像と優しい⾳楽に⾝をゆだねる⼼地よいひと時をお楽しみいただける人気のライブ企画です。会場である富山市科学博物館の学芸員による星空解説のコーナーも好評です。

こちらの写真は、先日開催された尾崎裕哉さんの「Starry Night Concert」の様子です。

コミュニティ・アーツ・ワークショップ(2021年~)

障がいのある人もない人も、みんなでダンスを通じてふれあい、空間や時間を共有しませんか?というこの企画。今年で4年目となりました!
今年は、中ホールや富山市民芸術創造センターのほかにも、講師とスタッフが福祉施設さんへ出張して、ワークショップをお届けします。
このダンスには、ふりつけもルールもありません。ダンス経験もなんにも関係ありません。はじめての方も、そうでない方も、こころがからだが感じるままに、おどりましょう!

ウィークエンド・コンサート(1984年~)

Presents企画のなかまに、アウトリーチ企画があります。
アウトリーチは手を伸ばすこと。富山市民文化事業団設立当初からはじまったウィークエンド・コンサートは、富山市内各地区の公民館に出かけ、様々な理由から日ごろ劇場へ足を運ぶ機会の少ない方々に向けて音楽を届けます。40年の歴史あるこのコンサートは、富山の演奏家、市内各地区の公民館や地域のみなさんと一緒につくっています。
2024年のコンサートテーマは「スポーツ音楽」、「プッチーニ没後100年」、「ホルスト生誕150年」です。どうぞお楽しみに!

いかがでしたでしょうか。
もしかしたら、「これもオーバード・ホールの公演だったの?」という企画があったかもしれません。
大ホールと中ホール、ふたつの劇場で皆さまをお迎えするとともに、これからも“Presents”な企画を皆さまの元へお贈りします。

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