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主催公演
11月2日(金)【漆サックス TOYAMA Debut Concert】無事終了しました。
ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。
ロビーには、製作者の赤岩さんが卒業制作で手掛けた初代漆サックスを、
そして舞台上ではソプラノ、アルト、テナー、バリトンサックスを展示しました。
多くのお客様が、お手持ちのカメラやスマートフォンで撮影されており、とても賑わっていました。
前半は、日本の四季メドレーやピアソラ・メドレーなどの親しみやすいプログラムで、漆サックスの音色を味わっていただきました。
能楽堂、カルテットJGさんの和装(牛島屋さんコーディネート)、そして漆で装飾されたサックスと、和の雰囲気の中で聴くサックスの音色はいかがでしたか?
製作者の赤岩さんも登壇し、各楽器の花や技法についての説明をしていただきました。
ソプラノサックスに沈金を施された漆塗り職人の上野さんにもお話を伺うことができました。
プログラム後半は、赤岩さんと富山大学芸術文化学部の林教授による作家トークから始まりました。
漆サックスの誕生秘話、苦労や工夫、今後の展望などを語っていただきました。
実際に、通常のサックスと聴き比べてみるコーナーでは、本当に音色が違う!というのが明確にお分かりいただけたと思います。
そして、次に演奏された楽曲「永久の花」は、漆サックスのために作られた委嘱作品です。
それぞれのサックスに描かれている「撫子」「朝顔」「寒椿」「藤」をイメージされた曲がしっとりと奏でられました。
アンコールもあり、大盛況のうちに終了しました。
ご来場いただきました皆様、関係者の皆様、誠にありがとうございました。
富山から生まれた世界唯一の漆サックスが、これから世界へと羽ばたいていくことを願っております。
【漆サックス TOYAMA Debut Concert】詳細ページはこちらからご覧いただけます。