花形狂言2018 真夏の狂言大作戦! 2018年8月26日

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狂言? 芝居? コント?
いえいえ、これぞ〝HANAGATA″―!
軽やかで、刺激的で、新感覚の舞台
京都・茂山千五郎家のHANAGATAがあなたのもとへお届けします。

花形狂言会 HANAGATA(はながた)

1976年(昭和51年)に発足。発足当時のメンバーは、千作(当時・正義)・七五三(しめ 当時・眞吾)・あきらでしたが、その後変遷に変遷を重ね、現在は息子の世代、千五郎・宗彦・茂・逸平・童司の5人からなります。
若手の実験的な公演の場として位置付けられており、大曲・秘曲の上演や新作狂言の制作・上演など、多岐にわたる活動を展開しています。

茂山千五郎家ホームページ

HANAGATAメンバープロフィール

茂山千五郎(しげやま せんごろう)

茂山五世千作の長男。2016年9月18日十四世茂山千五郎を襲名 芸にも体型にもどんとした安定感が漂う茂山家当主。愛称:まーくん

メッセージ
今年もやってきましたHANAGATA大ツアー。新たな狂言の笑いを全国に届けに来ました!初めての方は大いに笑って楽しんでください。引き続きの方は、パワーアップした笑いを楽しんでください!

茂山宗彦(しげやま もとひこ)

茂山七五三の長男。NHK「ふたりっ子」「ちりとてちん」やミュージカル出演など幅広く活躍。2012年度文化交流使としてチェコに滞在。愛称:もっぴー

メッセージ
夏と言えば、ビール、西瓜、素麺、そしてHANAGATAの狂言大作戦で決まりでしょ!!大汗流しながら、真夏の太陽みたいにギラギラの笑顔に一緒になりませんか?短パンアロハにTシャツゴム草履で待ってます!!

茂山 茂(しげやま しげる)

茂山五世千作の次男。十四世千五郎とは兄弟。若い美女役がはまる「茂山家の玉三郎」。文系ぞろいの茂山家で唯一の理数系。

メッセージ
2018世界三大イベントは、平昌五輪、ロシアW杯、HANAGATA夏のツアー!モチベーションMAXで金メダル目指します!

茂山逸平(しげやま いっぺい)

茂山七五三の次男。宗彦と兄弟。NHK「オードリー」他、舞台・CM と数々出演。2006年にはフランス留学。HANAGATA の実質的な運営を一手に担う。愛称:いっぺーちゃん

メッセージ
灼熱のHANAGATA夏の大ツアー!!前回から一層パワーアップした演目を掲げて、今日の若手?狂言師達が貴方の元に笑いの種を蒔きに参りまする!新作あり古典あり、この夏笑いたくなれば「HANAGATA」を観るしかない!

茂山童司(しげやま どうじ)

茂山あきらの長男。英語堪能なバイリンガル狂言師。2015年東京芸術劇場、金沢歌劇座で上演のオペレッタ「メリーウィドウ」の脚本・演出を手掛けるなど演出家としても活動。
2018年12月に三世千之丞を襲名予定。

メッセージ
「ハ」イテンションなやつらが、
「ナ」ツをもっと熱く盛り上げるために!
「ガ」ソリン満タン車に積んでっ!
「タ」ビの一座となってあなたの街に!
唯一無二の笑劇を届けるHANAGATA夏の大ツアー遂に開催!!!

演目紹介

まずは古典の名作をどうぞ。

蝸牛(かぎゅう)

山伏が、竹やぶの中でひと寝入りしていると、主人の言いつけで、長寿の薬になるという〇〇〇〇リを探しに来た太郎冠者と出くわします。「竹やぶには必ずいるものだ」と教えられてきた太郎冠者は、すっかり山伏がそうだと信じ、主人のところへ連れて帰ろうとしますが・・・
子ども達にも大人気の、♪でんでんむしむし~の歌も出てくる、言葉あそびが楽しい狂言です。

狛犬同士のおしゃべり。

守り神

とある場所で狛犬二匹がお話し中、ところが二人が守っていたものは・・・!?

師匠と弟子、勝つのはどっちだ。

伝統はたえた 作・演出…ごまのはえ

門外不出の奥義伝授のため、師匠に呼ばれた弟子であったが・・・
さてはて、奥義は伝授してもらえるのでしょうか。

まだ誰も見たことのないHANAGATAが幕を開ける…

すなの、しろ 作:茂山童司

この夏HANAGATA最新作が登場!ただ今一生懸命お稽古中です。

前回花形狂言公演を鑑賞されたお客様の声

花形狂言2017冬の大ツアー富山公演アンケートより

  • たくさん笑い、バカげた狂言最高でした。今日はよく眠れます。(50代女性)
  • 初めて狂言をみさせていただきましたが、楽しすぎて、あっという間の時間でした。とても敷居が高いと思っていました。が笑いすぎて体がぽかぽかになりました。伝統の中にも現代の内容が盛り込まれていて、次回も見たいです。(40代女性)
  • 10歳、7歳の子供と一緒に来ました。わからないかと思っていましたが、ゲラゲラ笑いころげ、楽しんでいました。また富山にきてください。(40代女性)
  • ぜひぜひまた富山で茂山家の皆様とお会いしたいです!!宗彦さん、富山にも良い道がたくさんあるので、自転車乗りにきてください。(30代女性)
  • とても面白かったです。ウケました。HANAGATAまたきて!(10代以下男性)

HANAGATAの作品をおひとつどうぞ

寄せ笑い

TV CM

花形狂言メンバーからのメッセージ

公演概要

花形狂言2018「真夏の狂言大作戦!」

開催日時 平成30年8月26日(日) 開演 15時(開場14時30分)
会場 オーバード・ホール
入場料 大人券3,000円、ジュニア券(3歳~高校生)1,000円、親子ペア券3,500円
[全席指定・税込]
*ジュニア券は、3歳から高校生までが対象です。
*2歳以下のお子様のご入場は、ご遠慮ください。
*3歳以上は有料です。
*やむを得ない事情により、出演者が変更となる場合があります。ご了承ください。
チケット発売日 【アスネット会員先行】
4月14日(土)のみ
【一般】       
4月22日(日)から
プレイガイド アスネットカウンター(オーバード・ホール1階)☎076-445-5511 営業時間/10:00~18:00 月曜日定休(月曜日が祝日の場合翌平日休み)
アスネットオンラインチケット
アーツナビ(富山県民会館/富山県教育文化会館/高岡文化ホール/新川文化ホール)
富山大和
ローソンチケット(Lコード:53235)☎0570-084-005
チケットぴあ(Pコード:486-222)☎0570-02-9999
石川県立音楽堂チケットボックス
主催 (公財)富山市民文化事業団、富山市
共催 北日本新聞社、富山テレビ放送
後援 富山市教育委員会
企画 HANAGATA
製作協力 兵庫県立芸術文化センター

→公演チラシはこちら

童司さんにインタビュー

時代を超えて、笑うでござる。〜子どもから大人まで、笑いづくしの一日〜

室町時代から始まったといわれる“狂言”。その歴史の長さから「知識がないと楽しめない」、「言葉が難しそう」というイメージを持っている人もいらっしゃるかもしれません。しかし狂言は、ユーモアに富んだ喜劇。狂言の名家として知られる京都・大蔵流 茂山千五郎家の若手が結成したユニット「HANAGATA」は、古典芸能の枠を軽やかに越えて、これまでに味わったことのない“笑い”を届けてくれます。コント、芝居、マイムなど、あらゆる「おもしろさ」のエッセンスを詰め込んだ新作を創り続ける茂山童司さんに、8月に開催される花形狂言についてお話を伺いました。

2017年2月に開催された「花形狂言 冬の大ツアー」富山公演は、大好評で「もう一度、是非!」という声を多くいただきました。今回の公演は、その声を実現していただきました。

富山は頻繁に訪れる地ではありませんが、終演後お見送りの時に、お客さんとの距離の近さを感じました。会場によっては、お見送りをしていても、お客さんが遠巻きに見ながら帰られるところもありますが、僕達の近くまで寄ってきて「面白かった」、「ファンになりました」と気さくに声をかけてくださり、とても嬉しかったです。

「室町時代の吉本新喜劇」とも言われる狂言ですが、現代の「お笑い」との違いは、どのようなところでしょう?

人を笑わすのに必要なことの一つはテンポですが、現代のお笑いとはその違いが大きいですね。特にテレビのお笑いは、尺(持ち時間)の短さからスピード感や勢いを重視せざるを得ない面がありますが、狂言では芝居から落ちまでのテンポがゆっくりしているところが特徴です。また、狂言は伝統的なものだからでしょうか、物語の本筋とあまり関係のない場面でも「そういうものなのだろう」と、何となく流してもらえる面があります。その分、無茶することもでき、どこか新鮮に映るところも狂言の良さと言えるでしょう。

HANAGATAでは童司さんが、新作を書かれることが多いのでしょうか。

今回の公演では、古典の名作「蝸牛」以外の3本のうち、2本を手がけました。茂山家で新作を頼まれてもいないのに書く人間は、僕だけなんですよ。本格的に新作狂言を初めて書いたのは、「花形狂言2008」の時でした。京都の温泉宿で自主的に缶詰になって、14作品を一生懸命書き上げましたね。僕は、人を笑わせるのが大好きで、お客さんに笑っていただくためだけに書いています。自分の意志で作るものに関しては、笑い以外に興味はありません。自分の望む笑わせ方で、お客さんを笑わせることが究極の目標ですね。

今回上演する最新作「すなの、しろ」について聞かせてください。

最新作だけではなく、ここ数年の新作は、「コミュニケーションの断絶した相手と、どうしたらコミュニケーションがとれるか」を主題にしています。テレビのニュースなどを見ていると一方的に自分の話をする人が多く、他人の意見を代表して話せる人はいないのかという思いから興味を持つようになりました。「すなの、しろ」では、お互いに意思疎通のできない人たちが一つの舞台上に居合わせますが、お客さんになるべくテーマを悟られないよう喜劇に仕立てています。難しいことは考えず、純粋に面白いものとして味わっていただきたいです。

富山の皆さんにメッセージをお願いします。

僕の大好きな作家・中島らもさんは、ご生前に「リリパットアーミー」という笑いだけを追求した劇団の座長を務められていました。彼が理想とする芝居は、お客さんが公演後に内容なんかは全部忘れてしまっても、大笑いしたことだけは覚えているような芝居でした。僕もそんな狂言を作りたいと思っています。
HANAGATAの公演全体としてのジャンルは、コントです。お客さんを笑わすことだけに特化した作品ですので、あえて読み取るテーマもなく、感動的な場面もありません。30代半ばから40代半ばのおじさんたちが皆さんを笑わすためだけに一所懸命取り組むので、どうか笑いに来てください。そして、そのおじさんたちが、大きな声でゆっくり話して、すり足という妙な動きをするので、そうい不思議な生き物だと思って見にきてください。内容はそれほど重要ではないので、真剣に聞かなくてもいいですよ(笑)。

アスネット会員限定企画

【募集は終了しました!】

終演直後のHANAGATAメンバーと面白おかしく語る楽屋トークイベント
楽・屋・大・名!?

狂言の名家・茂山千五郎家の若手?メンバーで構成される「HANAGATA」。
富山公演直後の興奮冷めやらぬ中、メンバーをお迎えして、楽屋トークイベントを開催します。
公演の感想、裏話、全く狂言とは関係のないよもやま話など、HANAGATAメンバーをお迎えしての「お喋りタイム」。楽屋裏での赤裸々トークが聞けるかも?アスネット会員の皆様のご応募、お待ちしております!

日時 8月26日(日)終演後。 17:00集合、17:30~開催
※時間は多少前後する場合がございます。
会場 オーバード・ホール 楽屋
参加費 無料
参加対象 8月26日開催「花形狂言」をご覧いただいたアスネット会員
※アスネット会員1名様につき、同伴者は1名様までとさせていただきます。
定員 計30名様(先着)
申込方法 8月13日(月)10:00~受付開始
■インターネットの場合:下記の応募フォームからお申込みください。
■電話の場合:下記お申込み先まで、会員ID、参加者の氏名、ご連絡先、同伴者の有無をお知らせください。
主催・お申し込み先 (公財)富山市民文化事業団 TEL.076-445-5610(平日8:30~17:15)

「楽・屋・大・名!?」応募フォーム

必要事項をご記入のうえ、「確認」ボタンを押してください。送信できない場合は、お手数をおかけしますが電話にてお問合せください。

お問合せ先/(公財)富山市民文化事業団 総務企画課 ☎076-445-5610 (平日8:30~17:15)

注意事項

以下2点にご同意いただき、お申込みください。

1. 個人情報の取り扱いについて
応募にかかわる個人情報は、本イベントの開催・運営、およびそれに関連する業務のために必要な範囲内でのみ利用させていただきます。予めご了承ください。
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テレビ・新聞など、報道関係者が取材をさせていただく場合がございます。
写真やインタビューが放送・記事となる可能性があることを予めご了承ください。
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