観劇レポート
10月20日、『焼肉ドラゴン』東京公演も折り返しに差し掛かった頃、やっと担当者も新国立劇場 小劇場へ観劇に行ってきました!
入り口前には鮮やかなオレンジのフラッグが並び、期待を高鳴らせます♪

数日前には映画版の「焼肉ドラゴン」(2018年)も視聴し、あの感動を生で体感できるとわくわくしながらいざ、劇場へー。
オリジナルグッズの販売もあり、韓国料理の軽食セットを発見🙌
お昼頃到着したのもあり、観劇前に腹ごしらえ。ちょっとピリ辛でとってもおいしくいただきました!

客席に入るやいなや、舞台の方から愉快な笑い声が…。
すでに仲間たちが集まって、焼肉囲んで宴会状態🥩陽気な音楽、どこか懐かしく感じる雰囲気、上演前から焼肉ドラゴンの日常の一部を感じられて、少し感動してしまいました。
万博が開催された1970年頃という50年前のお話でありつつも、現代とも結びつく問題に考えさせられ、一つ一つの言葉が沁み胸にズドンとくる、愛と生きる価値を感じられた作品でした。


そして、コ・スヒさん演じるオモニ(韓国語で「お母さん」という意味)とイ・ヨンソクさん演じるアッパ(韓国語で「お父さん」という意味)の娘たち・息子を愛情深く想う気持ちには涙なしでは観れません。ちょっとちぐはぐな家族でありながらも一生懸命育ててきた子供たちは、大人になっても「ずっと幸せでいてほしい」と感情を爆発させながら思いを寄せる姿に私も自分自身と重ねてしまいました。私の両親もこんなことを思っていたのかな…。
物語に没頭し共感してしまう心が魅了された、そんな3時間でした✨


大人だけでなく、北野秀気さん演じる時生(ときお)と同世代の学生の皆様にもぜひ観に来ていただきたいです。
在日コリアンでありながらも当時の日本の学校に通う時生。ギャップに苦しみながらもアッパの前では素直に生きる、学生だからこそ分かり合える部分もあるのではないでしょうか。
富山公演は12月12日(金)、13日(土)に開催。
(12日はお席まだまだございます!)
再演を重ねてきた本作品ですが富山で上演するのは今回が初めてです。もしかしたら、すでに楽しみに待っていて下さる方もいるのではないでしょうか👏
雪の降り始めるとても寒い時期とはなりますが、家族と仲間たちの熱さに心も体もポカポカになるかも⁈
今年最後の観劇〆に、ぜひ傑作を中ホールでご体感ください!

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