中ホール
2025年12月12日(金)〜2025年12月13日(土)
中ホール
2025年12月12日(金)〜2025年12月13日(土)
日本の戦後史の影を描いた『焼肉ドラゴン』が初の富山公演!
日韓合同公演〈日本語・韓国語上演/日本語字幕付〉
| 時間 | 12月12日(金)18:30開演 18:00開場 12月13日(土)13:00開演 12:30開場 ※予定上演時間 約3時間5分(休憩込) |
|---|---|
| 会場 | オーバード・ホール 中ホール |
| 料⾦ |
S席:7,000円 A席:6,000円 U-25:2,000円 [全席指定・税込] |
| アスネット会員 先行発売 |
9月6日(土)のみ |
| 一般発売 | 9月14日(日)~ |
| お問い合わせ | チケットについて:076-445-5511(10:00~18:00/定休日:月) 公演について:076-445-5610(平日 8:30~17:15) |
高度成長期の日本 可笑しくも哀しい家族の絆の物語。
万博に沸く1970年前後の関西の地方都市に暮らす在日コリアン一家と、彼らが営む焼肉屋に集う人々を生き生きと描いた「焼肉ドラゴン」。
2008年の初演時、初日が開幕するとあっという間に評判が口コミで広がり、東京・ソウル公演では、毎回スタンディング・オベーションとなる熱狂的な支持を受け、この年の日韓両国の演劇賞を多数受賞しました。
日韓国交正常化60周年を迎え、奇しくも大阪・関西万博も開催されている2025年、再演を重ねた本作が初めて富山で上演されます。
万国博覧会が催された1970(昭和45)年、関西地方都市。高度経済成長に浮かれる時代の片隅で、焼肉屋「焼肉ドラゴン」の赤提灯が今夜も灯る。
店主・金 龍吉は、太平洋戦争で左腕を失ったが、それを苦にするふうでもなく淡々と生きている。
家族は、先妻との間にもうけた二人の娘・静花と梨花、後妻・英順とその連れ子・美花、そして、英順との間に授かった一人息子の時生……ちょっとちぐはぐな家族と、滑稽な客たちで、今夜も「焼肉ドラゴン」は賑々しい。ささいなことで泣いたり、いがみあったり、笑いあったり……。
そんな中、「焼肉ドラゴン」にも、しだいに時代の波が押し寄せてくる。

作・演出:鄭 義信
美術:島 次郎
照明:勝柴次朗
音楽:久米大作
音響:福澤裕之
衣裳:前田文子
ヘアメイク:川端富生
擬闘:加藤 学
演出助手:城田美樹
舞台監督:北条 孝、大垣敏朗
出演:千葉哲也、村川絵梨、智順、櫻井章喜、朴 勝哲、崔 在哲、石原由宇、北野秀気、松永玲子、
イ・ヨンソク、コ・スヒ、パク・スヨン、キム・ムンシク、チョン・スヨン
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1993年に『ザ・寺山』で第38回岸田國士戯曲賞を受賞。映画にも進出して、同年『月はどっちに出ている』の脚本で、毎日映画コンクール脚本賞、キネマ旬報脚本賞などを受賞。98年には、『愛を乞うひと』でキネマ旬報脚本賞、日本アカデミー賞最優秀脚本賞、第一回菊島隆三賞、アジア太平洋映画祭最優秀脚本賞など数々の賞を受賞した。さらに平成13年度芸術祭賞大賞を受賞したドラマ「僕はあした十八になる」(2001・NHK)などテレビ・ラジオのシナリオでも活躍する一方、エッセイ集「アンドレアスの帽子」なども出版。2018年には自ら初監督を担い、『焼肉ドラゴン』を映画化した。
現在も、文学座、こんにゃく座ほかに戯曲を提供する傍ら、21年に浅草九劇をホームグラウンドとした新劇団ヒトハダを旗揚げ。近年では23年にポン・ジュノ監督の世界的ヒット映画「パラサイト 半地下の家族」を舞台化。24年は『杏仁豆腐のココロ』『旅芸人の記録』『男たちの挽歌』(脚本・演出)『欲望という名の電車』(演出)を手がける。新国立劇場では、『たとえば野に咲く花のように』『アジア温泉』の作、『焼肉ドラゴン』『パーマ屋スミレ』『赤道の下のマクベス』の作・演出を務め、初演の『焼肉ドラゴン』で、第16回読売演劇大賞優秀演出家賞、第12回鶴屋南北戯曲賞、第43回紀伊國屋演劇賞、第59回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。
また、日本から韓国への招聘公演だけでなく、10年『赤道の下のマクベス』、14年『歌うシャイロック』(『ベニスの商人』を音楽劇に翻案)、15年『コーカサスの白墨の輪』(唱劇形式に翻案)など、韓国芸術団体への書下ろしも多数ある。
昨年より、オーバード・ホールでは『観たあとしゃべろう!』という企画を実施しています。
この企画はその名の通り、終演後にお客様同士で思いのままに感想をお喋りする企画です。
◆開催日時:12月13日(土)終演後~1時間ほど
◆開催場所:オーバード・ホール 中ホール 2階ホワイエ
※出演者の参加はございません。
申込不要ですので、どうぞお気軽にご参加ください♪
| チケット発売日 | アスネット会員先行:9月6日(土)10:00~23:59 ※チケットは先着順での販売となりますので、予定枚数に達し次第、受付期間内であっても販売を終了いたします。予めご了承ください。 |
|---|---|
| チケット料金 | S席 7,000円 ※未就学児の入場はご遠慮ください。
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| アスネット | アスネットオンラインチケット(24時間予約可※発売初日は10:00~) |
| その他プレイガイド |
| 主催 | (公財)富山市民文化事業団、富山市 |
|---|---|
| 共催 | 北日本新聞社、富山テレビ放送、FMとやま |
| 制作 | 新国立劇場 |
| 協力 | 芸術の殿堂(ソウル・アーツ・センター) |
| 後援 | 駐日韓国文化院 |
| 問い合わせ | (公財)富山市民文化事業団 総務企画課TEL.076-445-5610(平日8:30-17:15) |