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主催公演
仕事人間の40 歳独身女性の“私”は男性に対して独自の理想を持つようになる。それは未成熟な少年を自分が教育して理想的な男に育て上げるというもの。時には「恋人」のように時には「息子」のように。ある日“私”はいきつけのバーで美しい少年ナオミと出会い、「子犬を飼うような心持」で同棲を始める。人見知りで垢抜けない少年だったナオミは次第にその美貌を利用して奔放な振る舞いを見せるようになり、 “私”はナオミに翻弄され身を滅ぼしていく…。
ぺヤンヌマキ(原作:谷崎潤一郎『痴人の愛』)
安藤玉恵 福本雄樹 本折最強さとし / 向島ゆり子(演奏)
脚本家・演出家・演劇ユニット「ブス会*」主宰のペヤンヌマキが、同い年の女優・安藤玉恵と立ち上げた新しい舞台のシリーズ。「生誕40周年記念ブス会*」を皮切りに、10年毎に新作公演を行っていく予定。40代のうちはリーディング『男女逆転版・痴人の愛』で全国行脚を計画中。
<安藤玉恵 コメント>
ご縁のある富山と大船渡でリーディグ公演を上演できることになり、本当に嬉しいです。
2017年に作ったこの作品、「日本中の女性を元気に!」と思い切りまして、当初より日本各地で上演するのが目標でした。谷崎潤一郎の名作『痴人の愛』を、〝男女逆転〟させた現代的な試みです。若い美男子に惚れ込み、翻弄される女の言葉をたっぷりとお聞きください。そして衝撃のラストもお楽しみに。
<ペヤンヌマキ コメント>
40歳の節目に安藤さんと作った『男女逆転版・痴人の愛』。この作品に新たな目標ができました。50歳になるまでに、全国各地を巡って日本全国の皆さんに「痴人」化した女性の底知れぬパワーをお届けしたい。 “生誕40周年記念ブス会*ツアー”の幕開けです。
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谷崎の『痴人の愛』を最初に読んだのは中学生の頃でした。男性経験もなく男女の色恋の機微など全くわからなかった当時の私は全くピンと来ず、途中で読むのを断念しました。二度目に読んだのは、20代の時。ちょうど一回り以上年上の男性に可愛がられたい年頃だった私にはジャストフィットしました。男女の関係が逆転していく様に共感し、マゾヒズムとサディズムの関係性にゾクゾクし、ナオミのように年上男を振り回せる女に憧れました。譲治さんに関しては足フェチのMオヤジとして認識し、その滑稽な姿に笑いました。そして40歳になった今、改めて読み返してみると、20代の時とは全く違う視点で共感したのでした。私は譲治さんに感情移入していたのです。純粋無垢な美少年を家に囲って鑑賞物のように眺めながら過ごしてみたい、美味しいものをたらふく食べさせてやりたい、そして自分好みの男に育て上げてみたい。年齢を重ねていくうちにそういう願望が沸き起こっていたのです。 (ブス会*主宰 ペヤンヌマキ)
2018年7月8日(日)
①13:00開演 ②16:00開演 (計2回公演)
※開場は各回開演の30分前 ※上演は1時間を予定しております。
客席数は、各回限定70席程度を予定しています。
一般2,500円 <全席自由・税込>
※未就学児童入場不可
チケットは、おかげさまで完売いたしました。
当日券は開演5分前に空席がある場合のみ販売いたします。
購入希望者多数の場合はご入場いただけない場合がございますのでご了承ください。
アスネット会員先行発売日:2018年4月21日(土)のみ
一般発売日:2018年4月29日(日)~
※本公演は自由席ですが、客席数は70席程度と限りがあるため、アスネット会員先行発売日を設けます。
アスネットカウンター TEL.076-445-5511 月曜日定休(月曜日が祝日の場合、翌平日休み)
アスネットオンラインチケット
(公財)富山市民文化事業団 総務企画課 TEL.076-445-5610 (平日8:30~17:15)