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お知らせ

オーバード・ホールのうた「夜明けの詩」が誕生しました。

オーバード・ホールを運営する(公財)富山市民文化事業団は、このたび7月1日の中ホール開館にあわせて、オーバード・ホールのうた「夜明けの詩(うた)」を制作しました。劇場を象徴する楽曲制作は全国的にも珍しい取り組みと言えます。

本楽曲の作詞は、オーバード・ホール芸術監督で音楽プロデューサーの須藤晃、作曲はシンガーソングライターの石崎ひゅーい氏が手掛けました。編曲は三浦秀秋氏によるものです。

オーバード(AUBADE)は、英語で「夜明けの音楽」を意味します。
地域とともに、100年先の未来のためにー。
新たな夜明けを迎える今、様々な困難があっても、出会いと喜びのある劇場でありたいという願いをこめて制作しました。本楽曲が劇場で歌い継がれ、親しまれることを願っています。

「夜明けの詩」は、今後、劇場での開演ベルや開場BGMとして使用するほか、主催公演での演奏等を予定しております。

視聴

合唱版

音楽監督・指揮:澤武紀行
管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢
合唱:「夜明けの詩」合唱団

2023年9月30日 オーバード・ホール 中ホールにて収録
映像製作:ラックプロ
企画制作:(公財)富山市民文化事業団

インスト版

コメント

須藤 晃

学校に校歌があるように、ホールにも歌があって歌い継がれたらいいと思った。中ホールの開館のタイミングで、オーバードを象徴する歌を作ることになった。ホールには人生の縮図が塗り込められている。いろんな人生が交錯し、想い出になり希望になり喜びを生み悲しみを繋ぐ。「夜明け」をテーマに詩を書いた。長く愛される歌になればいいと願う。

石崎 ひゅーい

オーバード・ホール 中ホール開館おめでとうございます!
「オーバード」それは「夜明けの音楽」。
これから、ここから、沢山の音楽や芸術がこの会場で生まれていく。その瞬間や奇跡を受け取ってくれる誰かの夜明けになりたい。そんなことを考えながら歌を作りました。
いつもお世話になっているオーバード・ホールの新たな幕開け、参加できてとても嬉しいです。

歌詞

夜明けの詩(うた)

作詞:須藤晃
作曲:⽯崎ひゅーい
編曲:三浦秀秋

楽しいことがあったよね いくつも
歌が聞こえてたね
哀しいこともあったよね たくさん
声が聞こえてたね

 新しい夜明けが来て
 忘れてしまうこともある
 寄り添って肩を抱くように
 忘れられないこともある

  ⼩さなサヨナラ ⼤きなさよなら
  僕らはそうして⽣きてきた
  ⼩さな涙と ⼤きな笑顔で
  希望を⾒つけて⽣きてきた

⼈は弱い⽣きものさ だからね
強くなろうとする
強くなろうとするから 傷つく
誰かの愛がいる

 命より⼤切なもの
 この星にはありません
 争いを乗り越えていけ
 この星を輝かせて

  ⼩さなサヨナラ ⼤きなさよなら
  僕らはそうして⽣きてきた
  ⼩さな涙と ⼤きな笑顔で
  希望を⾒つけて⽣きてきた

新しい夜明けが来て
忘れてしまうこともある
寄り添って肩を抱くように
忘れられないこともある

 ⼩さなサヨナラ ⼤きなさよなら
 僕らはそうして⽣きてゆく
 ⼩さな涙と ⼤きな笑顔で
 希望を⾒つけて⽣きてゆく

プロフィール

作詞:須藤 晃(すどう・あきら)

富山県射水市出身。
(株)カリントファクトリー主宰。音楽プロデューサー。
オーバード・ホール(公財)富山市民文化事業団 芸術監督。
東京大学文学部英米文学科卒業。1977年、CBSソニー(現ソニー・ミュージックエンタテインメント)に入社。1996年に独立し、(株)カリントファクトリーを主宰。尾崎豊、村下孝蔵、浜田省吾、玉置浩二等をプロデュース。
その他、2009年に尾崎豊の曲から生まれたオリジナル青春群像ミュージカル「MISSING BOYs~僕が僕であるために」を監修。
2008年より富山市政策参与に就任。2009年からは、毎夏アートイベント「TOYAMA CITY POP WAVE」を企画制作。2011年には、氷見市を舞台にした映画「ほしのふるまち」をプロデュース。2012年には富山県ふるさとの歌「ふるさとの空」の補作詞およびプロデュースを担当。2015年よりオーバード・ホール芸術監督に就任。

作曲:石崎 ひゅーい (いしざき・ひゅーい)

1984年3月7日生まれ。茨城県水戸出身。本名。シンガーソングライター。両親の影響で幼少の時からトム・ウェイツ、デヴィッド・ボウイなどを聴いて育つ。
中学からバンド活動を開始。当初よりヴォーカルを務める。高校卒業後、大学で結成したバンドにてオリジナル曲でのライブ活動を本格化させる。その後、音楽プロデューサーの須藤晃との出会いをきっかけにソロシンガーに転向し、精力的なライブ活動を展開。
2012年7月25日「第三惑星交響曲」でメジャーデビュー。各メディアのパワープッシュを獲得、鮮烈なデビューを果たした。2015年6月公演(東京・大阪)の劇団鹿殺し「彼女の起源」に客演出演で初の演技に挑戦。2016年12月公開の映画「アズミ・ハルコは行方不明」で、スクリーンデビュー。その後、映画「そらのレストラン」や、ドラマ「左ききのエレン」に出演するなど、役者としても存在感を放った。2016年11月石崎ひゅーいを代表するバラード曲「花瓶の花」のMV(監督:松居大悟、出演:蒼井優、村上虹郎)が、ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2016MUSIC VIDEO部門で優秀賞を受賞。
菅田将暉に楽曲提供した「さよならエレジー」(日本テレビ系日曜ドラマ『トドメの接吻(キス)』主題歌)と「虹」(映画『STAND BY ME ドラえもん 2』主題歌)がストリーミング2億回再生を超える大ヒットを記録。他には私立恵比寿中学へ「ジャンプ」、矢部浩之へ「スタンドバイミー」を楽曲提供し話題を呼んでいる。
2022年7月、デビュー10周年に突入し、10th Anniversary LIVE 『、』を恵比寿リキッドルームで開催。盟友菅田将暉がサプライズ登場し、コラボ曲「あいもかわらず」を初披露した。2023年4月~放送のテレビアニメ「Dr.STONE NEW WORLD」第3期オープニングテーマとして書き下ろした「ワスレガタキ」を発売。「ワスレガタキ」のMVには吉沢亮が出演し話題に。7月26日には10周年アルバム「宇宙百景」を発売する。

編曲:三浦 秀秋(みうら・ひであき)

1982年生まれ。東京ミュージック&メディアアーツ尚美にて、川崎絵都夫、松尾祐孝、篠崎秀樹の各氏に師事。オーケストラ、吹奏楽、各種商業音楽など幅広いジャンルに作・編曲をしている。
代表的な仕事として、加藤登紀子、華原朋美、くるり等ポピュラーアーティストのためのオーケストラアレンジ、「ニュー・サウンズ・イン・ブラス」編曲参加、コーエーテクモゲームスのオーケストレーションなどがある。洗足学園音楽大学講師。

プレスリリース

オーバード・ホールのうた「夜明けの詩」について(2023年6月28日)
※PDFで開きます

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