秋は茂山!富山で茂山! 茂山千五郎家 お豆腐狂言 2019 11.3

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  • 出演者募集

お豆腐狂言とは!?

秋は茂山!富山で茂山!
茂山千五郎家 お豆腐狂言

“狂言”とは? “お豆腐狂言”とは?

“狂言”といえば「難しい…」「どう楽しめばいいの?」「そもそも狂言って何?」と、思われる方もきっとおられるでしょう。しかし、狂言は現代でいう漫才やコントのような余興「お笑い」なのです。その時代のお笑いが伝統芸能となっているだけなのです。そう、難しく考えず「お笑い」を楽しんでください。

“狂言にお豆腐が付く?”

©川西善樹
©上杉遥

突然ですが、毎日おかずを考えるの大変ですよね…。おかずに困ったらとりあえず…お豆腐がそのうちのひとつに浮かびませんか?冷奴、湯豆腐、麻婆豆腐等々…。そのままでももちろん、手を加えて料理にも。万能な食材ですよね。その万能なお豆腐が、茂山千五郎家と関係があったのです。
明治時代、茂山千五郎家は、伝統や格式を重んじていた狂言をどんな席でもひょいひょいと出かけていって、わかりやすく演じたそうです。その振る舞いに京都の人たちから皮肉たっぷりに「おかずに困ったら豆腐にしろ。余興に困ったら茂山にしろ」と。格式高い狂言をどんな席にでも気軽に顔を出していた茂山千五郎家に対する揶揄の言葉でした。
それを聞いた二世千作は「お豆腐で結構。それ自体高価でも上等でもないが、味つけによって高級な味にもなれば、庶民の味にもなる。お豆腐のようにどんな所でも喜んでいただける狂言を演じればよい。より美味しいお豆腐になることに努力すればよい」と…。
時と場合、状況に応じて様々な形に芸を変化させることができる。いつの世も、どなたからも広く愛される、飽きのこない、そして味わい深い。なんと、格式高い狂言を万能なお豆腐に寄せていったのです!
悪口を逆手にとった芸風が茂山千五郎家の家訓となり、代々語り継がれているそうです。これが「お豆腐狂言」と言われるルーツ。なんとも素敵なエピソードですね。

©上杉遥
©上杉遥
©川西善樹
©上杉遥

出演/番組/見どころ

出演

茂山千五郎家

茂山千五郎

茂山 宗彦

茂山 茂

茂山 逸平

茂山千之丞

丸石やすし

井口 竜也

山下 守之

番組

解説 茂山 茂

  • 「千鳥」 茂山千五郎、茂山逸平、井口竜也
  • 「濯ぎ川」 茂山宗彦、丸石やすし、山下守之
  • 「仁王」 茂山 茂、茂山千之丞、丸石やすし、井口竜也、一般出演の皆様

見どころ

今回の見どころはHANAGATAでおなじみの5人の出演とともに、「これぞ“茂山千五郎家の狂言”を堪能」という番組構成です。

解説 茂山 茂

「千鳥」
茂山千五郎、茂山逸平、井口竜也

狂言公演では多く演じられている曲ですが、茂山千五郎家でも定番の曲目です。酒屋に酒代の借金がある主の命を受けた太郎冠者が、酒屋からなんとか酒を持ち帰ろうとする内容です。
話好きな酒屋に太郎冠者が津島祭の様子を聞かせる際に謡われる、酒屋「浜千鳥の、友呼ぶ声は」太郎冠者「ちりちりや、ちりちり」のリズムも楽しい狂言です。あの手この手を尽くして酒屋の気をそらし、その隙にそーっと酒樽を持ち帰ろうとする太郎冠者。それを見つけてつっこむ酒屋。しっかりと酒樽をさらっていく太郎冠者。
この掛け合いの面白さが、狂言が「古来のコント」といわれる所以でもありましょう。

「濯ぎ川」
茂山宗彦、丸石やすし、山下守之

厳密にいえば古典狂言ではありません。昭和28年、飯沢匡 作・武智鉄二 演出、男 茂山七五三(四世千作)、女 茂山千之丞(二世)、姑 茂山千作(三世)で初演され、今に残る曲です。初演以来、茂山千五郎家では数多く演じられており千五郎家を代表する曲目の一つです。
嫁と姑に毎日用事を言いつけられる気の弱い男。この日も裏の川で洗濯をしている途中に、次々と用事を言いつけられます。男はあまりに用事が多いので、紙に書き付け、書いてないことはしなくてよいという約束を取り付けます。
その後、男がとったささやかな反抗とは・・・

「仁王」
茂山 茂、茂山千之丞、丸石やすし、井口竜也、
一般出演の皆様

これも狂言では定番の曲目ですが、茂山千五郎家の「仁王」は一味違います。「仁王様」に扮し賽銭やお供え物をだまし取ろうと考える一文無しのばくち打ちのもとに、参詣人が参りに来るのですが、その参詣人の願い事が茂山千五郎家ではなんとその時その時で内容が違うアドリブが飛び出します。毎回違うこの願い事、今回はどのような願いが出てくるでしょう。この参詣人を一般公募した皆様が演じます。

これら魅力の他に今回の公演では「狂言」ではおなじみの3種類の役柄が登場します。

  • 太郎冠者…大名・主人に対する従者・召し使いとして登場する人物。主人より主要な役回りに立つことも多い。
  • わわしい女…口うるさいが夫想いでしっかり者の妻
  • すっぱ…詐欺師・人をだます者のこと。今回の仁王はすっぱは出ませんが、そのようなものが登場する狂言の曲目の部類の「すっぱ物」として分類され、ばくち打ちが人をだます者として登場します。

狂言の魅力、茂山千五郎家の魅力がたくさん詰まった今回の公演、ぜひお楽しみください!!

公演概要

日程 2019年11月3日(日・祝)(文化の日) 15時開演 14時30分開場
会場 富山能楽堂
料金 一般3,500円 ジュニア(高校生以下)2,000円(全席指定・税込)
※未就学児入場不可
※ジュニア券は小学生から高校生までが対象です。
座席表<図面PDF>はこちら
チケット発売日 アスネット会員先行:8月4日(日)のみ
一般:8月12日(日・祝)10:00~
プレイガイド アスネットカウンター(オーバード・ホール1F)076-445-5511
アスネットオンラインチケット http://www.aubade.or.jp
ローソンチケット(Lコード:55391)TEL:0570-084-005
チケットぴあ(Pコード:496-280)TEL:0570-02-9999
富山大和
※未就学児入場不可
※公演中止の場合を除き、ご購入いただきましたチケットのキャンセル・変更は承れません。
※営利を目的としたチケットの転売は固くお断りします。 ※車椅子席はアスネットカウンターのみ取り扱います。
主催 (公財)富山市民文化事業団・富山市
共催 北日本新聞社
後援 富山市教育委員会
お問合せ (公財)富山市民文化事業団 総務企画課 TEL.076-445-5610(平日8:30~17:15)

出演者募集

茂山千五郎家の皆さんと一緒に狂言の舞台に出演してみませんか?

『仁王』にご出演いただける方を一般公募いたします。
狂言の演者として稽古を行い、茂山千五郎家の狂言師の皆さんと共に、
富山能楽堂で本番に臨むという特別で贅沢な体験です。
みなさまのご応募をお待ちしております。

応募条件 高校生以上(性別問わず)
※稽古・本番すべてに参加可能な方。
※経験不問。狂言・演劇・ダンスなど舞台経験のある方を歓迎します。
※眼鏡をかけている方は裸眼あるいはコンタクトになります。
※出演時 約10分程度正座になります。
稽古場所と
稽古スケジュール
稽古場所 富山能楽堂
稽古スケジュール 10/31(木)・11/1(金) 19:00~20:15
11/2(土) 14:00~15:15
11/3(日)12:30集合 13:00~ 最終申し合わせ
※時間は変更になる場合がございます。
上演日時 2019/11/3(日・祝)(文化の日) 15:00(※出演は最後の曲目になります)
≪曲目≫「仁王」
講師 茂山千五郎氏・井口竜也氏
参加料 無料
※白足袋、個人使用する肌着(下着 Vネックシャツ・ステテコ)などをお持ちでない方は別途ご購入いただきます。
※稽古・本番に関わる、出演料や交通費の支給はございません。
※稽古・舞台稽古・本番に取材が入る可能性がございます。
募集人数 6名程度(応募者多数の場合、抽選)
募集期間 9月9日(月)~9月27日(金)
結果は10月上旬にメールにてお知らせいたします。

募集開始は9月9日(月)午前10時からとなります。

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