剣幸恋文コンサート 2017 5.12

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剣幸 kohibumi concert

歌と手紙の朗読で綴る 恋文コンサート
恋人から恋人へ、夫から妻へ、親から子へ-。
相手を想って綴る手紙は、すべて“恋文”。
“人から人”へ、想いを紡ぐラブレター&ラブソング。
温かい歌声と言葉の数々で、甘くせつなく、なつかしい時を。

出演 : 剣幸
ピアノ:紺野紗衣
影絵:広田郁世

富山ならではのオリジナル企画

剣幸が選んだ「恋文」に、そこからイメージされる名曲を重ねて、朗読と歌とピアノでお贈りする「kohibumi concert」は、2005年、剣幸の故郷である富山で生まれました。以来、好評を博し、全国で開催されています。
この春、富山ならではのオリジナル企画を加え、さらにバージョンアップした「kohibumi concert」をお届けします。

Toyamaオリジナル つるぎkohibumi郵便局、開局!

日頃、言葉にできない想いを手紙にしてみませんか。
期間限定で「つるぎkohibumi郵便局」を開局します。
投函されたお手紙から選ばせていただいた恋文を、朗読と歌でご紹介します。

Toyamaオリジナル 影絵で彩るkohibumi

言葉と音楽の世界を、影絵がほんのり彩ります。
影絵制作を手掛けるのは富山在住の日本画家で、ステージの演出や美術でも活躍する広田郁世。
富山公演限定の幻想的なコラボレーションにご期待ください。

公演概要

開催日時 2017年5月12日(金)
19:00開演 18:30開場
会場 富山市民プラザ・アンサンブルホール
チケット 一般券4,000円、ジュニア券(高校生以下)2,000円、シニア券(60歳以上)3,000円
[全席指定・税込]
※就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。
※シニア券はJ列以降のサイドブロック限定で、アスネットカウンターのみで販売となります。
プレイガイド アスネットカウンター(オーバード・ホール1階)☎076-445-5511
アスネットオンラインチケット
チケットぴあ(Pコード324-132)
ローソンチケット(Lコード57525)
アーツナビ(富山県民会館/富山県教育文化会館/高岡文化ホール/新川文化ホール)、富山大和
発売日 アスネット会員先行発売 2017年2月25日(土)のみ
一般発売 3月4日(土)から
主催 (公財)富山市民文化事業団、富山市
共催 北日本新聞社、北日本放送、FMとやま
協力 富山剣会
企画制作 オフィス・エイツー
お問合せ (公財)富山市民文化事業団 総務企画課
☎076-445-5610(平日8:30~17:15)

出演者プロフィール

歌・朗読 : 剣幸 Miyuki Tsurugi

富山市出身。1974年宝塚歌劇団に入団。月組トップスターとして一時代を築く。
2013年、「ミュージカル」誌が選ぶ年間女優ベスト1.その他受賞歴多数。
2014年、舞台生活40年を記念してCD「kohibumi」をセルフプロデュース。
2016年、「宝塚歌劇の殿堂」顕彰者に選出される。
オーバード・ホールの名作ミュージカル上演シリーズには全て出演、会場を沸かせたことは記憶に新しい。
現在「NHK短歌」の司会を務めており、新境地を見出している。
オフィシャルサイト:http://www.miyuki-tsurugi.jp

ピアノ : 紺野紗衣 Sae Konno

ピアニスト、アレンジャーとしてレコーディングへの参加やコンサートサポートを行う他、映像作品にも多数参加。繊細かつ大胆なその表現のダイナミックレンジには定評があり、実力派シンガーからの信望も厚い。剣幸kohibumi concertでは初演より音楽監督を務めている。
http://www.saekonno.com

影絵 : 広田郁世 Ikuyo Hirota

射水市在住。大阪芸術大学美術学科日本画専攻科修了。平成元年度文化庁国内研修員。第5回東山魁夷記念日経日本画大賞展入選。日本画制作のかたわら、舞台演出、美術、制作でも活躍。現在は影絵・人形の劇団mao companyを主宰し、作画、人形製作、操演を手がける。熱気球パイロット。

つるぎkohibumi郵便局

日頃、言葉にできない想いを手紙にしてみませんか?
投函された中から数編のお手紙を選び、剣幸がkohibumiコンサートで朗読します。

● 現在の自分から、過去・未来の自身へ
● 家族、親友、恋人、誰かへ
● あのとき言いたかったけど言えなかったこと、心に残っていること…
● 未来の大切な人へ伝えたいこと、残しておきたいモノ…
● 前世、来世への富山、立山連峰へ。物や風景などへの想いを託して…

募集要項

応募について

・ 応募締切:2017年4月21日(金)(必着)
・ 2000文字までのお手紙。テーマは問いません。
・ 応募者の年齢・性別・国籍は問いません。どなたでも応募できます。
・ 日本語による未発表原稿でお願いします。
・ 作品は、電子ファイル(Microsoft Word)のみ受付けます。郵送、持ち込みでの応募は受け付けておりません。
・ 応募された原稿の修正は受け付けません。
・ 応募作品数の制限はありません。お一人様何作品でもご応募いただけます。
・ 本編の前に作品タイトル、著者名(ペンネーム可)を記載してください。
・ コンサートで朗読する際、原稿を多少修正させていただく場合があります。
またお手紙全文を読むとは限りませんのでご了承ください。
・ 著作権は著作者に属します。

結果発表

・ 剣幸が直接、お手紙を拝見して選びます。

恐れ入りますが事前のお問合わせには一切お応えできませんので、ご了承ください。
選ばれたお手紙は後日、オーバード・ホールFacebookでご案内します。

つるぎkohibumi郵便局

【募集は終了しました!】

必要事項をご記入のうえ、「確認」ボタンを押してください。送信できない場合は、お手数をおかけしますが電話にてお問合せください。

(※)は必須項目です

お名前(※) (全角)
※例/舞台 花子
フリガナ(※) (全角)
※例/ブタイ ハナコ
作品タイトル(※)
ペンネーム
※使用しない場合は空欄で構いません。
性別(※)
年齢(※)
電話番号(※) (半角)
※日中連絡がつきやすい電話番号を入力してください。
Email(※) (半角)
※申込内容をご確認いただくためのメール配信のために必要です。半角英数で入力し てください。
※フリーメールをご利用の場合、こちらからの確認メールが届かない場合がございます。
作品ファイル(※)
送信確認(※)

剣幸インタビュー

恋人から恋人へ、夫から妻へ、親から子へ…相手を思ってつづる手紙は、すべて恋文。
剣 幸さんが選んだ恋文に、名曲を重ねて贈る「恋文コンサート」は、2005年に富山で生まれて以来、全国各地で開催されてきました。
朗読と歌とピアノで紡ぐひとときは心に深い余韻を残し、観客を魅了し続けています。
富山では久々となる5月12日の開催に先駆け、剣さんの思いをうかがいました。

恋文コンサートは、どのように生まれたのですか?

それまで「うた会」という歌あり踊りありのコンサートを続けていて、その中に必ず朗読を取り入れていました。「うた会」をちょっとリニューアルして、朗読と歌のコラボレーションでコンサートができないかと思い、何を朗読しようか?と考えをめぐらせた結果、「手紙」に思い至りました。手紙を書くことがだんだん減っている世の中に、危機感すら覚えていました。相手の顔を思い浮かべながら、一言一言、一字一字に心をこめてつづる手紙を忘れてはいけない、そんな思いも込めて恋文コンサートが生まれました。

朗読する手紙は、どのように探されていますか?

いざ手紙を探し始めると、さまざまな時代、さまざまな人の、本当にたくさんの手紙が、書籍などにまとめられて残っていることがわかりました。父母への手紙、わが子への手紙、また戦時中に戦地から家族へ宛てた手紙など、感動的な手紙がまさに山のようにあって、最初は選ぶのが大変でした。初回から12年経つ中で詩や短歌などにも目を向けつつ、基本的には手紙を探し続けています。
日頃から本やテレビなどの情報にもアンテナを張って、偽りのない真実の言葉が書かれた手紙を探し、心の叫びを素直に伝えたいと思っています。

恋文コンサートを続ける中で、ご自身に何か変化や影響はありましたか?

手紙と歌の組み合わせや、コンサート全体の流れなど、すべて自分で考えるので、私が手紙や楽曲をどのようにとらえ、また今の世の中に何を感じているかなど、恋文コンサートには私の素の部分が出ています。舞台作品では与えられた役を演じますが、恋文コンサートは私自身のメッセージです。こうした創作は苦手だと思っていましたが、今は与えられた役を演じることと、自分の作品をつくることが刺激し合い、良い相乗効果が生まれています。手紙の言葉に込められた、言葉にならない思いまで感じるようになって、舞台で演じる役に対しても、いろいろな角度から見つめたり、芝居をとらえる感覚が少し変わりました。

会場のお客様の反応はいかがですか?

同じ空間で涙したり、笑ったりして、ともにさまざまな思いを感じてくださっていると、肌でわかります。私と同世代の方も、若い世代の方も、それぞれに何かを感じて会場がひとつになっていくような…。一人ひとりの心に確かに届いていると肌で感じられるのは、お客様と距離が近い会場ならではの感覚で、私にとって本当に楽しく大切なものです。

今回は富山公演限定のオリジナル企画が楽しみです。

富山の皆さんと何かコラボしたいと思い、オーバード・ホールHPに“つるぎkohibumi郵便局”を開局しました。皆さんからいただいた手紙のいくつかをご紹介する予定です。もうひとつ、県内在住の日本画家・広田郁世さんの影絵でステージを彩るという、これまでにない演出を取り入れます。影絵・朗読・歌が表現を高め合って、より感動的なコンサートになると思うので私自身すごく楽しみです。

今後の目標や夢などお聞かせください。

私は舞台人ですから、まずは舞台に立ち続けることが今後もいちばん大切。その上で新しい挑戦をしていきたい。初めての役や、今までにない作品に出会うと、立ち止まらず、もっと前へ進まなくては!と思います。「こんな役をさせてみよう」と思ってもらえる役者であり続けたいですね。「NHK短歌」の司会も挑戦のひとつです。短歌は全く素人でしたが、自分でも詠むようになり世界が変わりました。人は年齢を重ねると、挑戦がおっくうになりますよね(笑)。でも新しい一歩を踏み出すと、自分でもびっくりするような新しい自分が現れたりします

剣さんの中にも、まだ開かれていない扉がありますか?

そうですね、でも開かれていない扉は、私だけでなく皆さんの中にもきっとありますよ。たとえば、やりたいことを心の奥底にしまっている方も多いのでは?その扉を閉じたままではもったいない!いつまで生きられるかわからないですし(笑)、この先に何が待っているかもわからない。
最後に面白い人生だったと思いたいから、私は出会いやつながりを大事に、これからも自分の中の扉を開けて、まだ知らない自分に会いたいです。

最後に恋文コンサートを通して伝えたいことなど教えてください。

コンサート、演劇、映画など、すべては見てくださる方へのメッセージです。受け取ったお客様が、心をリフレッシュしたり、自分のこれからに生かしてくださるとうれしいです。それから…かつては何日も何カ月もかかって手紙が届いた時代がありました。今の世の中がいかに便利で幸せか、そしてそれは当たり前ではないことが伝わるとまたうれしいです。同時に、今はインターネット上で発した何げない言葉が、たちまちとんでもない一人歩きをする時代なので、根本に立ち返って、言葉の大切さに気づいてほしいと願っています。

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