「踊れ!第九」とは
ダンス界で熱い注目を集めている振付家・ダンサーの森下真樹と森下スタンド ルードヴィヒ5が、ベートーヴェンの交響曲第9番「第九」の全楽章を身体で表現する「踊れ!第九」。
改修のため2025年11月から約2年間休館となるオーバード・ホール 大ホールでは、年末の風物詩として歌い継がれる「第九交響曲」を、ダンスとともに奏で歌う特別版として新たに創り上げます。
「踊れ!第九」富山公演によせて
ベートーヴェンの楽曲の中でも、交響曲第九番、通称「第九」は特に有名だ。ダンス作品にもよく用いられるが「全曲のダンス化」という大それた挑戦はなかなかない。生半可な振付では曲の力に埋もれてしまうからだ。しかし振付家・演出家の森下真樹は、曲に負けない強度とユーモアを交えたダンスで見事成功させ、人々を驚かせた。富山版はその進化形の上演となる。
森下と「森下スタンド」のダンサー5名、さらに24名の市民ダンサーが一体となり舞台を彩る。音楽監督の辻博之の指揮は作品に厚みを与え、富山の若手演奏家による特別編成オーケストラが音楽面を支える。しかも合唱団を置かず、28名の声楽家がリレー形式で歌い継ぐというユニークな演出も注目されている。
「苦悩を突き抜けて歓喜へ」というベートーヴェンの言葉を体現する本公演は、改修工事で長期休館するオーバード・ホール 大ホールのクロージング記念公演でもある。そして富山市民にとって「第九」は60年にわたって様々な機会に歌い継いできた特別な曲なのだ。そうした文化の記憶を、ダンスと音楽の力で未来へと繋げていく記念碑的な舞台となるだろう。
舞踊評論家・乗越たかお
出演者・スタッフ
出演
ダンス
Profile
森下真樹
幼少期に転校先の友達作りで開発された遊びがダンスのルーツ。10か国30都市以上でソロ作品など上演。様々な分野のアーティストとコラボし活動の場を広げる。100人100様をモットーに作品づくりを行う。周囲を一気に巻き込み独特な「間」からくる予測不能、奇想天外ワールドが特徴。森下チキチキ真樹バンバン、すっちゃかめっちゃかあばれんぼう、なんじゃかんじゃで…。
http://maki-m.net/
Profile
森下スタンド ルードヴィヒ5
森下真樹がベートーヴェンの全交響曲を振付するプロジェクトに果敢に挑むダンサーズを「森下スタンド ルードヴィヒ」と命名。最強ダンサー5名が登場。
伊藤奨、黒田勇、島田惇平、中村駿、中村理
稽古開始前に行った インタビュー動画を公開!
Profile
「踊れ!第九」舞踊団
舞台経験者を対象にオーディションを行い、13歳から71歳まで世代も背景も異なる多彩なメンバーが顔をそろえた。森下の指導のもと稽古を重ねて「第九」を全身で表現する。
指揮
©濱津和貴
Profile
辻博之
東京藝術大学声楽科を卒業し、2017年にオーケストラ・アンサンブル金沢で指揮者デビュー後、東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団等、全国主要オーケストラやオペラ公演で活躍。近年は舞台音楽の作曲や演出も手がけ、クラシック以外の分野とも積極的にコラボレーション。子供向けコンサート・合唱団など、音楽普及活動にも力を注いでいる。
独唱・合唱
Profile
「踊れ!第九」声楽アンサンブル
本公演のために特別編成されたアンサンブル。富山にゆかりのある声楽家に加え、音楽監督・辻が選出した第一線で活躍する実力派が集結。
独唱と合唱をリレー形式で繋ぎ、壮大な「第九」の世界を表現力豊かに歌い上げる。
管弦楽
Profile
「踊れ!第九」管弦楽団
本公演のために特別編成された管弦楽団。富山県内のプロ・アマ含む演奏家約80名で構成され、高校生・大学生など次代を担う若者も多数参加。
コンサートマスターには、今国内で最も注目されている若手ヴァイオリニスト東亮汰を迎え、音楽監督・辻の指導のもと、世代を越えて「第九」を紡ぐ。
スタッフ
演出・振付
森下真樹
音楽監督・指揮
辻博之
照明
三浦あさ子
音響
曽根朗(オーバード・ホール)
衣裳
萩野緑
舞台監督
進士大輔(オーバード・ホール)
振付助手
中村駿
コレペティトール
清水香里
オーケストラマネージャー
大田和樹(一般社団法人 富山ジュニアオーケストラ)
声楽マネージャー
西浦由佳里、渡辺洋輔
ステージコーディネーター
伊豆牧子
広報アートディレクション
Rikyu Design
制作
オーバード・ホール/(公財)富山市民文化事業団
※システムの都合上『辻』と表記しておりますが、正しくは一点しんにょうとなります。