ブルーノート・レコード ジャズを超えて FMとやま×オーバード・ホール×ほとり座 特別上映会 2019 11/8金

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マイルス・デイヴィスからノラ・ジョーンズまで、
80年にわたりジャズをリードしつづける革新的レーベル「ブルーノート・レコード」。
その真実に迫る傑作ドキュメンタリー。

Robert Glasper & Herbie Hancock_(c)MIRA FILM

ジャズの歴史を知る上で欠かすことのできないブルーノート・レコードの軌跡、レジェンドたちの音・言葉に触れることができる傑作ドキュメンタリー「ブルーノート・レコード」。この映画を、富山県内一の大きさを誇る劇場の特大スクリーンで上映いたします。
上映終了後には、音楽評論家で本作の日本語字幕監修を務めた行方均とピアニスト山中千尋による豪華トークセッションを開催!ふたりのジャズとブルーノートへの想いを聞くことができる特別な一夜です。どうぞお見逃しなく!

「ブルーノート・レコード」予告60秒

「ブルーノート・レコード」予告120秒

ABOUT THE MOVIE

ジャズの過去・現在・未来がここにある。

第二次世界大戦前夜、ナチス統治下のドイツからアメリカに移住した二人の青年、アルフレッド・ライオンとフランシス・ウルフ。大のジャズ・ファンであった彼らは、1939年にニューヨークで小さなレコード会社「ブルーノート・レコード」を立ち上げた。
レコーディングにあたって、アーティストに完全な自由を渡し、かつ新曲を書くよう励ます-。理想を求め、妥協することのないライオンとウルフの信念は、ジャズのみならず、アート全般やヒップホップ等の音楽に消えることのない足跡を残してきた。

Wayne Shorter_(c)MIRA FILM

映画はスタジオの風景から始まる。
ロバート・グラスパーを中心に若手アーティスト達で結成されたスーパー・グループ、ブルーノート・オールスターズ。現在のブルーノートを代表する彼らのレコーディング・セッションに、2人のレジェンド、ハービー・ハンコックとウェイン・ショーターが現れる。

のちに監督自身が「魔法のような時間だった」と振り返るスペシャル・セッションの映像やレアなアーカイヴ映像、そして歴代のブルーノートのアーティストたちや、レーベルと密接に関わった人々との対話を通じて、80年にわたり世界中の音楽ファンを魅了しつづけるジャズ・レーベルの真実に迫る、傑作ドキュメンタリー。

Bud Powell_Photograph by Francis Wolf (c) Mosaik Records
Blue Note All Stars_(c)MIRA FILM
  • 第17回 トライベッカ映画祭 正式出品
  • 第25回 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭 正式出品
  • 第24回 パームスプリング国際映画祭 正式出品
  • 第26回 ハンブルグ・フィルムフェスト 国際映画祭 正式出品
  • 第21回 上海国際映画祭 正式出品
  • 第63回 コーク映画祭(アイルランド) 正式出品
  • 第59回 フィレンツェ映画祭 正式出品
  • 第36回 バンクーバー国際映画祭 正式出品 etc.
出演 ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター、ルー・ドナルドソン、ノラ・ジョーンズ、
ロバート・グラスパー、アンブローズ・アキンムシーレ、ケンドリック・スコット、ドン・ウォズ、アリ・シャヒード・ムハマド(ア・トライブ・コールド・クエスト)、テラス・マーティン、ケンドリック・ラマー(声の出演)etc.
監督 ソフィー・フーバー
字幕翻訳 行方 均
配給 EASTWORLD ENTERTAINMENT
協力 スターキャット
2018年 スイス/米/英合作 85分

劇中で流れるブルーノートの名曲

  • ウン・ポコ・ロコ (バド・パウエル)
  • ブルー・トレイン (ジョン・コルトレーン)
  • サムシン・エルス (キャノンボール・アダレイ&マイルス・デイヴィス)
  • モーニン、チュニジアの夜 (アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ)
  • ザ・サイドワインダー (リー・モーガン)
  • ソング・フォー・マイ・ファーザー (ホレス・シルヴァー)
  • サコタッシュ、カンタロープ・アイランド (ハービー・ハンコック)
  • フィー・フイ・フォ・ファム (ウェイン・ショーター)
  • モード・フォー・ジョー (ジョー・ヘンダーソン)
  • カンタループ (Us3)
  • ドント・ノー・ホワイ (ノラ・ジョーンズ)
  • マスカレロ (ブルーノート・オールスターズ) etc.

監督からのメッセージ

とりわけ私の心を動かしたのは、ブルーノート・レコードが創立から一貫して人間性と誠実さを失っていないことでした。

ブルーノートの物語はほぼ80年間におよび、これまでにおよそ1,000枚の作品が発表されてきました。それぞれのレコードの背後にひとりの人間がいて、その時代の表現があります。この映画を通じて、その音楽の――人間の表現の――深さが、そしてその音楽がいかに影響力があり必要なものであったかが、伝わってくれると嬉しいです。

人種差別が危険なほど露骨な時代における、アフリカン・アメリカンのアーティストたちと、彼らを録音したドイツ系ユダヤ移民(アルフレッド・ライオンとフランシス・ウルフ)の必然的な結びつきの物語を描くのはことさら重要でした。彼らが共に築き、残した財産は、世代やジャンルを横断して人々を鼓舞しつづけています。

ブル―ノートのストーリーでとりわけ私の心を動かしたのは、創立から一貫して人間性と誠実さの中核を一度として失っていないことでした。これは、自らの情熱に従い、あらゆる障害を排して、愛する音楽のために永続的な舞台を築いた人々の物語です。その音楽は、ドイツ系ユダヤ人の二人の創立者にとっても、アフリカン・アメリカンのミュージシャンたちにとっても、感情を浄化し自由を象徴するものだったのです。創立者たちのヴィジョンは今日も明白です。ブルーノート社長ドン・ウォズと才能豊かな若い世代のミュージシャンたちが止まることなくその音楽を前に進め、それぞれの足跡を残しています。

ソフィー・フーバー

「ブルーノート・レコード ジャズを超えて」公式サイト

トークセッション

上映終了後、豪華ゲストによるトークセッションを開催!

ゲスト
行方 均(レコード・プロデューサー音楽評論家、本作字幕翻訳)
山中千尋(ピアニスト、作曲家、アレンジャー、プロデューサー)
司会進行
垣田文子

プロフィール

ゲスト:行方 均(なめかた ひとし)

レコード・プロデューサー音楽評論家、本作字幕翻訳

早稲田大学政治経済学部卒業。 1988 年ブルース・ランドヴァル(当時ブルーノート 社長)、 マイケル・カスクーナ (同プロデューサー)らの協力を得て ブルーノート の姉妹レーベル「サムシンエルス」を 東芝 EMI(当時)内に設立。現在まで 150 タイトル近くの作品を同レーベルで制作。多くはブルーノートを通じて海外でも発売されている。日本国内においてブルーノートをはじめとする多くのジャズ作品やミュージシャンを紹介し、ジャズ市場の育成に貢献。また 1997- 2013 年にはビートルズの国内盤発売を統括。国内外の アーティスト・プロデュース、レコード・プロデュースや解説執筆のかたわら、 2010 年より衛星ラジオ ミュージックバード の JAZZ チャンネル番組「プロファウンドリー・ブルー」パーソナリティも務める (2016 年 3 月まで)。また 2014 年 4 月より、 JFN 系 FM 全国ネット「 A ・ O ・ R Jazz & Vocal Night 」(毎週火曜 20 時~ 21 時生放送)に出演し選曲・解説を担当

ゲスト:山中 千尋(やまなか ちひろ)

ピアニスト/作曲家/アレンジャー/プロデューサー

桐朋女子高校音楽科、桐朋学園大学音楽学部演奏学科(ピアノ専攻)を経て米国バークリー音楽大学に留学。在学中より幾多の賞を受賞し、数多くの有名アーティストと共演を重ねる。 バークリー音楽大学を首席で卒業後、2001年10月にジャズピアノの名門レーベル「澤野工房」から第一作『Living Without Friday』を発表、ニューヨークを中心に世界各地で活動を続け、2004年1月には米NBCラジオ、カーネギーホールへ出演、2005年1月にユニバーサル クラシックス&ジャズと契約。
2015年9月からは母校である米ボストンのバークリー音楽大学にて、助教授として後進の指導を開始。2016年デビュー15周年を迎え、Blue Noteレーベルから3作目のオリジナルアルバム『Guilty Pleasure』の発売記念ツアーを全国で行い成功を収めた。名門ジャズクラブのロンドンのロニー・スコット、パリのニュー・モーニング、ミラノのブルーノート、ワシントンのブルースアレイに出演。
2016年セロニアス・モンクへのオーマージュ・アルバム「モンク・スタディーズ」、2017年「ユートピア」、そして今年はブルーノート80周年記念&ミシェル・ペトルチアーニ没後20周年を記念したアルバム「プリマ・デル・トラモント」をリリースした。今のニューヨークでの「現在進行形をジャズ」を肌で体感している日本のミュージシャンの1人である。

司会進行:垣田 文子(かきた あやこ)

フリーアナウンサー

大阪府出身。毎日放送ラジオ、テレビ和歌山などで活動した後、富山市在住。
現在は、富山エフエム放送13時30分〜16時放送「grace」月・火担当パーソナリティ。
富山シティエフエム 毎週土曜日15時〜17時放送 映画情報番組「In a light mood~楽しい気分で~」担当パーソナリティ。
他に北日本文学賞作品の朗読、CM、番組ナレーション、音楽コンサートの司会、朗読ステージ等。富山市「マチノス」にて朗読講座「声を出して読んでみよう」講師。
2019.3.11現在

公演概要

FMとやま×オーバード・ホール×ほとり座 特別上映会
『ブルーノート・レコード
ジャズを超えて』

9月6日(金)より
Bunkamura ル・シネマほか全国順次公開

配給:EASTWORLD ENTERTAINMENT
協力:スターキャット

日時 2019年11月8日(金)19:00開始(18:30開場)
会場 オーバード・ホール
チケット ≪全席自由・税込≫ 一般2,500円
※未就学児入場不可
※上映中止の場合を除き、ご購入いただきましたチケットのキャンセル・変更は承れません。
一般発売日 2019年9月13日(金)~
プレイガイド アスネットカウンター(オーバード・ホール1階)☎076-445-5511 月曜定休(月曜が祝日の場合翌平日休み)
アスネットオンラインチケット
ほとり座
チケットぴあ(☎0570-02-9999 Pコード:550-372)
ローソンチケット(☎.0570-084-005 Lコード:54134)
協賛 富山トヨタ
主催・お問い合わせ (公財)富山市民文化事業団(平日8:30~17:15)TEL076-445-5610
ほとり座 TEL076-422-0821
FMとやま TEL076-432-5566

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