多文化×芸術について

ワークショップ振り返り

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富山国際学院の留学生の皆さん!

2月9日(金)~11日(日)、公益財団法人国際文化フォーラム(TJF)さんとコラボした、「多文化×芸術」ワークショップを行いました。
日本語学校に通う留学生の皆さんや、多文化交流に興味のある方、ワークショップでファシリテーターをやってみることに興味のある方など、沢山の方が参加してくださいました。
その様子は、TJFさんのWEBサイトで映像付きでとても分かりやすくまとめられています。
多言語・多文化交流「パフォーマンス合宿」
興味のある方は是非ご覧ください♪

このワークショップを実現させるにあたって、TJFの担当者の方と、富山県内で多文化共生の取り組みをされている様々な機関にお邪魔しました(まだまだお邪魔出来ていないところも沢山あるのですが…)。

そしてその度に感じたのは、私は何も知らないということでした。

例えば、富山県には約20,000人の外国人の方が住んでいて、富山県の人口全体の2%程度になります。その中でも現在最も多いのがベトナム人。ベトナム語の「こんにちは」は「Xin Chào(シン チャオ)」です。
他には、射水にはムスリムの方が多いこと。
海外ルーツの子供たちは、日本語能力が障壁となって全日制の高校の普通科に進学する率が低いこと。日本語勉強中の方には、やさしい日本語「はさみ」(はっきり、最後まで、短く、言う)を心掛けると伝わりやすいこと。

でも、実際にワークショップで留学生の皆さんと触れ合うと、最初は少し緊張感もありましたが、「いつも独特な動きをする〇〇さん」「このゲームが苦手な△△ちゃん」「控えめだけど意外と楽しんでいる◆◆さん」「少し人見知りな□□君」と、それぞれのチャームポイントが見えてきて、そして何より留学生の皆さんのテンションに圧倒され、これまでデータや情報で記憶していたことは吹き飛んでしまいました。

舞台芸術からの多文化共生へのアプローチ、とてもエキサイティングです。

8月には14歳~19歳向けのワークショップも開催予定。どんなものができるのか、今から楽しみです!

 

 

9日のワークショップの模様
10日のワークショップの模様

撮影:柳原良平、提供:TJF

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