『オーバード・ホール 避難訓練コンサート』終了しました！

たくさんのご参加、ご協力ありがとうございました！

12月11日(日)に『オーバード・ホール避難訓練コンサート』を開催しました。

オーバード・ホールでは、年に2回、劇場スタッフのみでの避難訓練を毎年実施していますが、実際にお客様にご協力をいただいて行う本番さながらの避難訓練は、初の試みです。
コンサートを開催する数か月前から、劇場スタッフの各部署で段取りを検討し、準備を進めてきました。

コンサート当日は、みぞれ混じりで足元が悪いなか、事前にお申込みくださった約300名のお客様に参加いただきました。
今回は能登沖を震源とする震度6弱の地震が発生し、その地震によって火災が発生したという想定で避難訓練を行いました。

富山市消防音楽隊によるコンサートの第2部、1曲目の演奏の最中、ゴゴゴゴゴーという大きな音が。
地震が発生したことがわかると、劇場スタッフの「姿勢を低くして。頭を下げて。」という指示のもと、参加者が一斉に椅子と椅子の間にかがみこみます。

地震の揺れが収まり、スタッフが状況を確認すると、楽屋から火災が発生したとの報告が。
参加者は着席している最寄のドアから避難します。

オーバード・ホール1階の市民ロビーまで避難をし、避難完了となりました。

今回実際に実地演習を行ったことで、今後劇場として改善や検討していかなければいけない課題が見えてきました。
オーバード・ホールでは、これからもスタッフそれぞれが危機管理能力を高め、お客様に安全に鑑賞を楽しんでいただけるよう努めたいと思います。
寒いなか、避難訓練にご協力いただいた参加者の皆様、どうも有難うございました！