キャストプロフィール

ビル・スニブソン

剣 幸(つるぎ みゆき)

富山県出身。県立富山工業高校から宝塚音楽学校へ入学するという珍しい経歴を持つ。1985年に宝塚歌劇団月組の男役トップスターとなり、「ミー・アンド・マイガール」をはじめとする数々の名作を残す。退団後は、舞台を中心にコンサートや映像と活動の幅を拡げ、近年は故郷・富山にてラジオ番組のパーソナリティも務めており、人気を博している。主な出演作に「蜘蛛の巣」(菊田一夫演劇賞)「ヴェニスの商人」「グッバイガール」「シラノ・ド・ベルジュラック」「國語元年」「サド侯爵夫人」「カーネギーの日本人」(東京芸術劇場ミュージカル月間個人優秀賞)「兄おとうと」「この森で、天使はバスを降りた」(読売演劇賞優秀女優賞)「剣幸kohibumi concert」、ディズニー長編アニメーション第50作記念作品「塔の上のラプンツェル」ヒロインの母・ゴーテルの吹替などがある。

2011年より富山から全国に向けて発信している名作ミュージカルシリーズには連続して出演している。第1弾「回転木馬」では特別出演としてネティ役を熱演、第2弾「ハロー・ドーリー!」では、タイトルロールのミセス・ドーリー ギャラガー リーヴァイ役を演じ、会場をおおいに盛り上げた。

サリー・スミス

野田 久美子(のだ くみこ)

徳島県出身。小学生の頃からミュージカルスクールWITH(内藤順子主宰)にて歌、ダンス、芝居を学ぶ。高校在学中に劇団四季に合格し、「ライオンキング」に出演。
その後、音楽座ミュージカル/Rカンパニーに入団。
「リトルプリンス」主演 王子役にて、音楽座の初舞台を踏む。
その他、音楽座出演作品「アイ・ラブ・坊ちゃん」猫役、「七つの人形の恋物語」人形ジジ役、「メトロに乗って」貞子役、「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」和子役、「マドモアゼル・モーツァルト」「泣かないで」にも出演。
2010年2月に音楽座ミュージカル/Rカンパニーを退団。
退団後、2010年10月~スイセイミュージカル「FAME」セリーナ役、2011年4月~東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」少年1役、2011年8月~エステー化学主催「赤毛のアン」ダイアナ・バリー役にて出演。2012年2月の「ハロー・ドーリー!」ではミニー・フェイ役で出演した。

ジョン男爵

宝田 明(たからだ あきら)

日本の映画俳優、タレント、声優、司会者。日本映画の黄金期である昭和30年代に東宝を代表する二枚目スターとして活躍。昭和40年代以降、ミュージカルを中心とした舞台に活動の場を広げ、ドラマやバラエティなどテレビ出演も増えるようになった。1964年に文部省芸術祭奨励賞、1972年にゴールデンアロー賞を受賞。これまで出演した映画は200本を越える。

マリア公爵夫人

中尾 ミエ(なかお みえ)

昭和37年、「可愛いベイビー」でデビューし、一躍スターとなる。そして、中尾ミエを中心に、伊東ゆかり、園まりと共に「三人娘」としてトリオを組み、一時代を築く。デビュー当時から、歌だけでなく映画やテレビドラマでも活躍し、昭和38年に歌手では初めて映画製作者協会から新人賞を受賞している。昭和52年2月、札幌の有線放送で6年前に廃盤になっていた「片想い」が急上昇。これがきっかけとなり、30万枚の大ヒットとなる。表現力の豊かさ、洒落たおしゃべりには定評がある。森山良子との絶妙なコンビで行っていたトーク番組「ミエと良子のおしゃべり泥棒」などでは、その魅力を発揮し長い間人気を博していた。バラエティーでも大いに活躍しており、中尾ミエのキャパシティーの広さを物語っている。

ジャッキー

秋山 エリサ(あきやま えりさ)

1990年ブロードウェイミュージカル『王様と私』来日公演に日本人キャストとして王女役で参加したのが初舞台。以来20年以上、舞台を中心に活躍。学業との両立を経てからは映像や声の仕事など、活動範囲を広げ、ドラマ『アタックNo.1』(’05)や昼ドラ『非婚同盟』(’09)ではメインキャストとしてレギュラー出演。また『笑顔がいちばん!』(’04)ではレポーターとして富山(魚津市)の魅力を伝えている。 尚、富山オーバードホールでは1998年に『アンネの日記』で主演のアンネを務め好評を得ており、富山で再び歌い踊れることを自身とても楽しみにしている。

ジェラルド

高山 光乗(たかやま みつのり)

広島県出身。 趣味は英会話、旅行、小さなギャラリー巡り。スポーツ万能でサーフィンが得意。クラシックバレエ、ジャズダンスから社交ダンスまでこなす。
龍谷大学国際文化学部国際文化学科卒業。
舞台(ミュージカルやストレートプレー)を中心に、CMやテレビ、モデルなど様々な分野で活躍中。
主な舞台作品(ミュージカル)に「GRAND HOTEL」「忍者イリュージョン・ナルト」「スウィートチャリティー」「ヴェローナの二紳士」「ハウ・ツーサクシード」「天翔ける風に」「Les Miserables」最新作「コレット・コラージュ」では(コレットの相手役モーリス)を熱演。(ストレートプレー)では、美輪明宏演出作品「毛皮のマリー」「葵上・卒塔婆小町」「椿姫」など。
高山のブログで、「役者が繋ぐ本気のテレホンショッキング」毎週金曜日やってます。是非、ご覧下さい。

ジャスパー・トリング男爵

本間 ひとし(ほんま ひとし)

東京都出身。得意のダンスを武器に、音楽座をはじめ数多くのミュージカルやショー作品に出演。主な作品に「アニー」「EAR」「上を向いて歩こう」「ペーパームーン」「42ND STREET」「ハウ・トゥ・サクシード」「ニューブレイン」「ヘルパーズ」ほか多数。また、優しく響く声を活かした歌やナレーションなど活動のフィールドは広い。

パーチェスター

浅地 直樹(あさじ なおき)

1989年、文学座付属演劇研究所に入所し、94年座員となる。文学座本公演など多くの舞台で活躍する中、96年に稀代のコメディアン・演出家のマルセ太郎が主催する[マルセカンパニー]に参加。そのメンバーが母体となって結成された演劇ユニット[コメディー オン ザ ボード]の設立メンバーとして参加。脚本(共同)作成も兼ねる。2002年には自身のユニット[グルトン]を立ち上げ、現在まで数回公演を行っている。2013年以降に公演予定。新劇、小劇場、音楽劇、古典、パフォーマンスなどジャンルを問わず活躍中。『好色一代男』、『ザ・ボーイズ』、『特ダネ狂騒曲』、『ホームバディ/カブール』、『ビロクシーブルース』、『犀』、『数字で書かれた物語』、『最後の晩餐』(以上、文学座)『花咲く家の物語』、『イカイノ物語』、『京成線に乗って』、『祝砲』『アチャラカ荘の人々』(以上、マルセカンパニー、COB)『真夏の夜の夢』『ロミオとジュリエット』『ジュリアスシーザー』『クラウド9』ほか、出演作多数。

チャールズ

坂井 宏彰(さかい ひろあき)

高岡市出身。学生時代に格闘技やアクション映画に興味を持ち、卒業後砺波市で活動しているアマチュア劇団「劇団すばる」に入団。近年は、他劇団やプロデュース公演に多数参加し、年3~4本のペースで舞台に出演。アクションや殺陣だけでなく、様々な役に挑戦している。映像では全編富山ロケのNHKドラマ「港町相撲ボーイズ」佐島役で出演。名作ミュージカル上演シリーズでは2011年にグランド・ミュージカル『回転木馬』にアンサンブルメンバーとして、続いて今年2月ミュージカル『ハロー・ドーリー!』にルドルフ役として出演。普段は普通の会社員。

バターズビィ卿

石本 伎市朗(いしもと きいちろう)

兵庫県神戸市生まれ。県立神戸高校演劇部入部 同志社大学 商学部卒業、兵庫県立ピッコロシアター演劇学校一期生。関西を中心に舞台・テレビドラマ、映画 など様々なフィールドで出演。日米合作映画「ラスト サムライ」ではニュージーランドロケに参加。明るい性格と恵まれた体格生かし、得意な喜劇でも存在感そして品格がある。
劇団神戸在籍中、第2回上岡龍太郎演劇祭 奨励賞受賞の『源氏狂想曲』に出演、退団後・プロデュース公演『三文オペラ』・『筒井ワールド FINAL』の他多数・『流れ女将』では作・演出・出演と3役果たした。
近年は『ウィンザーの陽気な女房たち』(フォルスタッフ役)、『蓮の夜の夢』(オーベロン役)、『源氏物語 六条のオバハンの巻』(主演 光源氏役)、『赤シャツ』 (主演 赤シャツ役)などがある。
演出も『煙が目にしみる』 『近代能楽集 葵の上/班女』 『真夏の夜の夢』他 定評があり、大学の非常勤講師・企業研修なども務めている。

バターズビィ夫人

柳川 玄奈(やながわ はるな)

富山市出身。富山女子高等学校(演劇部)在学中にCBSソニー主催『ミス・セブンティーン』北陸代表となる。その後全日空CA・チーフパーサーとして勤務。韓国延世大学語学留学、英国演劇遊学を経て明治座アカデミー10期生となり旗揚げ公演に出演。TV『ミス・セブンティーン/タモリの青春セミナー』『日韓ワールドカップは成功するか』『アドマチック天国-銀座編』舞台『一粒のいのち』『ひとでなし』2011年グランド・ミュージカル『回転木馬』にミス・マリン役、2012年ミュージカル『ハロー・ドーリー!』にアーネスティーナ役で出演。その他、ベリーダンス・シャンソン等。

ミセス・ブラウン

荒木 里佳(あらき りか)

大阪府豊中市出身。17歳で初舞台を踏み大阪音楽大学で声楽を学び渡英。フランク・チキンズやブリティッシュユースオペラで活動し、ウエストエンド『Miss Saigon』、『CATS』、『Martin Guerre』等に合格。
帰国後『FAME』(メイベル役)、『レ・ミゼラブル』、『キャンディード』、『ミス・サイゴン』、『山彦ものがたり』、『ファントム』(オペラ・ディーバ役)、『オペラ・ド・マランドロ』(ドリス役)、『パイレート・クイーン』(イヴリーン役)、『ガイズ&ドールズ』(カートライト将軍役)、『MIKADO』(カティーシャ役)、『ステッピング・アウト』(ローズ役)等のミュージカルやオペレッタ、『アンチゴーヌ』(イスメーヌ役)、『風と共に去りぬ』(エルシング役)等のストレートプレイに出演。
ラジオ、CMでの歌唱、アーティストのサポート等の活動も。

ミセス・ワーシントン・ワーシントン

松岡 美桔(まつおか みき)

兵庫県出身。大阪音楽大学声楽科卒業、武庫川女子大学声楽専攻科修了。劇団音楽座に解散までの7年在籍し、『とってもゴースト』『チェンジ』『シャボン玉とんだ宇宙までとんだ』『マドモアゼル・モーツアルト』他に出演。その後,日生劇場国際児童フェスティバル『走れメロス』を皮切りに、ミュージカル座『ひめゆり』『IハHAVE A DREAM』『NEW YORKERS』、そして『美少女戦士セーラームーン』のリリス役で好評を博す。『レ・ミゼラブル』『アニー』、ふるさときゃらばん『地震カミナリ火事オヤジ』、宮本亜門演出の『くるみ割り人形』『トウーランドット』侍女ピン役、ジョナサン・ケント演出『マルグリット』、『ジキル&ハイド』等のミュージカルの他に、ストレートプレイではtpt『血の婚礼』『ピアフ』、小劇場での『間違いの喜劇』『ウィンザーの陽気な女房たち』主演、朗読劇『The Guys』などにも挑戦し、ジャズやJポップまでこなす幅広い歌唱力を活かして、コンサートやライヴも行うかたわら、歌唱指導や演出などで後輩の指導にもあたり、自身が所属するNPO法人CARE-WAVEのノンフィクションミュージカルでボランティア活動にも精を出している。

ランベス・キング

安福 毅(やすふく たけし)

国立音楽大学声楽科卒業、1995~2003年まで劇団四季で、「オペラ座の怪人」、「EVITA」、「ライオンキング」(ティモン役)などに出演、退団後もミュージカルや舞台を中心に活動。 2010年には「TRICK劇場版3」に出演、近年は映像へも活動の場を広げている。

ランベス・クイーン

高谷 あゆみ(たかたに あゆみ)

3才でモダンバレー、6才でピアノ&声楽、16才でタップダンス&ジャズダンスを習うなど、幼少の頃より舞台女優を目指す。短大卒業後上京、劇団四季に入るが後に退団。
「コーラスライン」「エビータ」「夢から醒めた夢」「ウェストサイド物梧」「キャッツ」「オペラ座の怪人」の劇団四季在団中の出演。
その他「アプローズ」「エニシングゴーズ」「贋作桜の森の満開の下」「I got merman 92年」「THE 5’Ociok Girl」「香港ラプソディー」「ZAMASU」「レディーピーグッド」レ・ミゼラブル」「エンジェル」「虎~野田秀樹の国性爺合戦」「異邦人」「楽園伝説」「まさかのChange」「ガールズ・タイム」「ピーターパン」「狸TANUKI」「レ・ミゼラブル」(1997年、帝劇ほか)「シュガー」「ロス・タラントス」「ボーダーレス」「レ・ミゼラブル」(1999年、帝劇)「I got merman 00年」「タナボタ・新血鬼ドラキュラ」「世界中がアイ・ラブ・ユー」「キャンディード」「LINK」「劇団宇宙堂音楽劇・りぼん」「ユーリンタウン」「SHIROH」「BAT BOY」「シンデレラ・ストーリー」「ベガーズ・オペラ」「フロッグとトード」「モダン・ミリー」「フロッグとトード・再演」「ハレルヤ」「サンシャシイン・ボーイズ」「フロッグとトード・再々演」など多数出演。

女性アンサンブル

石瀬 みづほ/内田 靖子/小島 亜莉沙/後藤 いずみ/庄野 早冴子
鈴木 絢弓/山越 千歌/吉田 理恵/渡邊 恭子(五十音順)

男性アンサンブル

上島 一希/上田 亮/榎本 成志/太田 泰信/岡本 悠紀/黒沼 亮
佐藤 弘樹/清水 夏生/藤井 凜太郎/松本 和宜/室田 勝(五十音順)

准アンサンブル

青葉 みちる/井上 真帆/大西 杏奈/小堀 雅行/久田 潤/藤川 未央(五十音順)

オーケストラプロフィール

River Sounds Jazz Orchestra
(リバー サウンズ ジャズ オーケストラ)

結成30年、富山商業高校吹奏楽部OBが井田川のほとりで活動を始める。リバーサウンズの名前の由来はそこからきています。
演奏する曲はジャズがメインですが、お客さんに合わせて、演歌、歌謡曲、ポップス、アニメ主題歌、あらゆるニーズに応えます。
活動内容は、週2回、20時から22時まで常願寺川のほとりにある酒井鉄工の2階で練習し、年間を通し、各種パーティーのアトラクション、夏は納涼まつりと各方面からお声がかかります。
当バンドのポリシーは、「家庭1番、仕事2番、バンド3番」家庭、仕事あってのバンド活動なのでそれをおろそかにしてはいい音楽は成り立たないと考えています。バンドの雰囲気は和気あいあい、とにかく楽しく、ミスっても深く追求しない。マズいところをお互いに指摘しあってうまくなっていくバンドです。

スタッフプロフィール

演出

本間 憲一

東京都出身。88年音楽劇「ドン・ジョバンニ」で初舞台。91年「ダンスマン」で初主役を演じる。切れのよいダンスと華麗なタップで「アステア・バイ・マイセルフ」「42ND STREET」「キスミー・ケイト」「君はいい人チャーリー・ブラウン」「アニー」「Big」「SHOES ON!」「ミー&マイガール」「愛と青春の宝塚」などのミュージカルに多数出演。
また、三谷幸喜・作演出「彦馬がゆく」等の舞台、NHK大河ドラマ「新撰組!」にも出演。
CM「コカコーラ」「SEIYU」他。
最近は演出家として「私は私」「ヘルパーズ」「絆~少年よ、大紙を抱け!」、振付家として「小堺一機のおすましでSHOW」「愛と青春の宝塚」「ビクタービクトリア」などでも精力的に活動している。2012年2月の「ハロー・ドーリー!」ではコーネリアス・ハックル役で出演した。

振付・演出協力

Roger Castellano(ロジャー・カステヤーノ)

「オリバー!」及び「リトルナイトミュージック」においてロサンゼルス ドラマローグ批評家賞最優秀振付家部門受賞ほか。日本での活躍は、東京ディズニーランドグランドオープンの為にミュージカルチーム「Kid’s of the kingdom」の一員としての来日から始まった。その後、サンリオピューロランドのレビューショー振付、宮崎シーガイア・オーシャンドームのライブショー演出・振付、トヨタ自動車出資「ラグナシア」のライブショー振付等多くの作品を手掛けた。現在は、南カリフォルニア大学ミュージカル学科講師、カンザス州ウィチタミュージカルワークショップディレクター、南カリフォルニア・リージョナルシアターディレクターとして幅広く活躍中。ロサンゼルスドラマローグ誌最優秀演出家賞・最優秀振り付け家賞を多数受賞。ブロードウェイミュージカルの次代を担う演出家の一人である。2012年2月の「ハロー・ドーリー!」では振付・演出を担当。

訳詞・翻訳

寺郫 秀臣

広島県出身。1990年東京学芸大学を卒業後、東宝演劇部と契約。「エリザベート」(小池修一郎演出)初演をはじめ、「42nd Street」(青井陽治演出)、「キスミー、ケイト」(吉川徹演出)、「十二夜」(鵜山仁演出)、「三文オペラ」(宮本亜門演出)など多くの作品に演出助手として参加。03年「おふろや番台物語」(名鉄ホール)にて演出家デビュー。主な演出作品には04年・06年・09年「屋根の上のヴァイオリン弾き」(日生劇場・他)、06年「いろどり橋」(中日劇場)、07年「ダム・ヤンキース」(青山劇場)、08年「月の輝く夜に」(ル・テアトル銀座)、09年「スペリング・ビー」(銀河劇場)、10年「プライド」(シアター・クリエ)などがある。また「タイタニック」、「ダム・ヤンキース」、「All Shook Up」、「スペリング・ビー」では翻訳・訳詞も手がけている。2012年2月の「ハロー・ドーリー!」では訳詞・演出を担当。

訳詞・翻訳

柳田 麻友子

京都市立紫野高等学校英文系卒業後、University of Kent at Canterburyに入学。4年間演劇と考古学を学ぶ。卒業後、東宝株式会社演劇部に入社。演出部として、「レ・ミゼラブル」、「細雪」、「異人たちとの夏」、「青猫物語」、「月の輝く夜に」、「女将の花道」、「レベッカ」などの公演に従事。翻訳・訳詞は今回が初めて。

舞台美術

土屋 茂昭

広島県出身。日本舞台美術家協会副理事長。大阪芸術大学講師、舞台美術家。1972年劇団四季美術部。金森馨、ジョン・ベリー氏に師事。2000年TSUCHIYA CO-OPERATIONを設立してフリー。2004年劇団四季「自由劇場」オープニングシリーズ美術監督。主な作品に劇団四季ミュージカル「CATS」「李香蘭」「EVITA」「南十字星」「ユタと不思議な仲間達」、ストレートプレイ「鹿鳴館」「ブラックコメディ」他。「くたばれヤンキース」「グリース」「ビューティフルゲーム」(青山劇場)地球ゴージャス「クラウディア」(日生劇場)「星の大地に降る涙」(赤坂ACTシアター)。「大奥」(明治座)、オペラ「エレクトラ」(ザルツブルグ祝祭劇場)など、ストレートプレイ・ミュージカル・オペラの舞台美術デザインを手がける。長野冬季オリンピック開閉会式美術スーパーバイザー。また、函館五稜郭野外劇プロジェクト・吉野ヶ里歴史公園再生プログラムなど地域との連携活動も行う。2012年2月の「ハロー・ドーリー!」から引き続き舞台美術を担当。

衣裳

井上 サチ子

東京都出身。文化学院デザイン科卒業。1989年から1年間、文化庁芸術家海外研修員制度にて中国/北京市、「中国青年芸術劇院」に留学、中国服装史、少数民族衣裳を学ぶ。芝居、オペラ、ミュージカル、テーマ・パーク、CF等幅広いジャンルの「衣裳」を手掛ける。文化庁主宰「シェイクスピア4大悲劇」で「マクベス」を担当。音楽座ミュージカル「シャボン玉飛んだ宇宙まで飛んだ」等。オペラでは「蝶々夫人」の他遠藤周作原作/初演「黄金の国」ブリトウン作曲「協会オペラ三部作」他。東京都フェスティバル、児童劇「不思議の国のアリス」東京/後楽園 アイス・パレス劇場にてオリジナル作品/映像とライヴによる3D「スター・ガーディアン」。宝塚小劇場にて「セレブレーション」又舞台以外ではテーマ・パーク、サンリオ・ピューロランド、宮崎市/シーガイア、中国/蘇州市テーマ・パークの立ち上げ及びショウ・コスチュームスタッフ・ユニフォーム・デザイン2011年3月の「回転木馬」、2012年2月の「ハロー・ドーリー!」に引き続き衣裳を担当。

ヘアメイク

宮内 宏明

Mユs factory主宰。舞台作品を中心に、TV、コンサート、CMなどのヘアメイクデザイン、ウイッグデザイン、特殊メイクなど幅広く手掛けている。近年の主な舞台参加作品には、『スペリング・ビー』、『プライド』(共に寺崎秀臣演出)、『髑髏城の七人』、『ロッキー・ホラーショー』(共にいのうえひでのり演出)、『風と共に去りぬ』、『ダンス・オブ・ヴァンパイア』(共に山田和也演出)、『ロミオ&ジュリエット』(小池修一郎演出)などがある。2012年2月の「ハロー・ドーリー!」に引き続きヘアメイクを担当。

ヘアメイク

幸田 恵

富山市出身。大阪の美容室に勤務し、美容師・ヘアメイク技術を習得して富山に帰省。2008年に、美容室「hair&make coeur」を開業。2010年に、株式会社coeurを設立。2011年に、現在美容室がある西町へ移転し、県内初のセット専門店も二階に併設した。店舗での営業もこなしつつ、個人でも県内のブライダルを中心にヘアメイク活動を続けている。これまでにオーバードホールで公開されたオペラ『ラ・ボエーム』、グランドミュージカル『回転木馬』、ミュージカル『ハロー・ドーリー!』のヘアメイクも担当している。

音楽監督

若林 裕治

尚美学園音楽社会研究コース卒業。指揮を橋本久喜、塩田明弘両氏に師事。声楽を野口浩志氏に師事。現在、ミュージカルの指揮を中心に活動している。主な指揮作品は、『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』『アンナ・カレーニナ』『イーストウィックの魔女たち』『屋根の上のヴァイオリン弾き』『シラノ』『ミー&マイガール』『オクラホマ!』『オペラ座の怪人』『Alive』『AliveⅡ』等。副指揮では『ジキル&ハイド』『ウーマン・イン・ホワイト』等。また、藤原歌劇団、新国立劇場を中心にオペラでも活動。「尚美ミュージックカレッジ専門学校」ミュージカル学科、ヴォーカル学科では非常勤講師を務めている。2012年2月の「ハロー・ドーリー!」では指揮を担当。

歌唱指導

小林 仁

東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。東宝ミュージカル「モーツァルト!」「ミー・アンド・マイガール」「レ・ミゼラブル」を始めとしたミュージカル作品に出演。その後、ヴォイストレーナーとしての活動を開始。歌唱指導担当作品として「ネバ・ゴナ・ダンス」「モーツァルト!」「ルドルフ~ザ・ラストキッス」「スペリング・ビー」「この森で、天使はバスを降りた」サンリオ・ピューロランド「サムディⅡ・Ⅲ」などがある。
現在、尚美ミュージックカレッジ専門学校ミュージカル学科専任講師。
2012年2月の「ハロー・ドーリー!」から引き続き歌唱指導を担当。

指揮

大釜 宏之

尚美学園短期大学音楽学部及びコンセルヴァトアール尚美研究コース卒業。 在学中、アメリカ・ネバタ州ラスベガス音楽協議会に参加。指揮を紙谷一衛氏に師事、国内外の指揮マスタークラスにおいてSimeon Pironkov(ウィーン国立音大教授)、Douglas Bostock、下野竜也、川本貢司諸氏に学ぶ。ドイツ共和国連邦大使館後援、日独楽友協会指揮コンクールにおいてファイナルへ進出し最終選考にて第3位入賞。この間、若林裕治氏のアシスタントとしてミュージカルの各公演に携わり、2006年から「文京区 / 財団法人文京アカデミー」協賛による「MUSICAL SPECIAL LIVE」の歌唱指導兼副指揮者を務める。2008年から同公演「マイフェア・レディ」や公演オリジナルミュージカルなど数多くの作品に携わる。

稽古ピアノ

伊藤 祥子

武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。ミュージカルや、演劇と音楽のコラボレーションに興味を持ち、ニューヨークHBStudioにて演劇、またジャズピアノを学ぶ。参加作品は、新劇人会議「夏の庭」、樂劇団いちょう座「あらしの夜に」(演奏)、マサチューセッツBarrington Stage Company「Once upon a mattress」「The wizerd of Oz」(音楽助監督)、東宝「ニューブレイン」(稽古ピアノ)、俳協 岡田和子演出の朗読劇「Mother」「ショク欲の秋」(作曲・演奏)等。またブラジル音楽のショーロやサンバのピアニストとしても演奏活動中。
2012年2月の「ハロー・ドーリー!」から引き続き稽古ピアノを担当。

演出助手

堀内 立誉

保育専門学校を卒業後、重症心身障害者の施設保母をしながら小劇団に入団。
劇団の制作を務めながら、オペラ「蝶々夫人」演出助手、歌舞伎座「四月大歌舞伎」小道具助手、総監督:小澤征爾オペラ「オテロ」舞台監督助手として様々なスタッフワークを経験。
2006年、舞台制作事務所に入社し、井ノ原快彦、長野博主演「プロデューサーズ」、などミュージカル作品を中心に演出助手として携わり、2012年退社。
現在はフリーの舞台スタッフとして、舞台「タンブリングvol.3」、HIDEBOH主演・本間憲一演出「タップジゴロ」の演出助手として携わる。

芸術監督

奈木 隆

1956年4月8日生まれ 東京都出身
1977年、桐朋学園大学短期大学部芸術科演劇専攻卒業と同時に俳優として前衛演劇グループ「安部公房スタジオ」に入団。安部公房/ハロルド・ピンター作品に出演し、1979年アメリカ五大都市公演の後、1980年、安部公房スタジオ解散。その後、主にミュージカルを中心に商業演劇、東京ディズニーランド(Kids of the kingdom)、劇団音楽座(俳優兼プロデューサー)等の舞台出演。3年間の米国遊学後1989年、㈱サンリオコミュニケーションワールドの要請により同社入社、ショー制作課長に就任し、日本初屋内型テーマパーク「サンリオピューロランド」のライブ・エンターテイメントを立ち上げ、オープニングにおける全ライブ・ショー作品を制作監修。
1992年、株式会社グッドスタッフを自ら設立、代表取締役に就任。国のリゾート法第1号、宮崎県「シーガイア/オーシャンドーム」、トヨタ自動車100%出資、愛知県「ラグーナ蒲郡/ラグナシア」等でミュージカルレビューを数多く制作。プロデューサーとして複合文化施設の総合プロデュース、運営コンサルティング業務を行った。2003年から日本大学藝術学部演劇学科にて劇場の企画制作及び演劇基礎実習の講座を担当。2008年夏、財団法人富山市民文化事業団によるプロデューサー全国公募に応募、同年冬、財団より選出され、2009年4月1日、プロデューサーに就任。2011年3月グランド・ミュージカル「回転木馬」の成功を受けて同年4月、芸術監督に就任。2012年2月、日本人による日本初演「ハロー・ドーリー!」をオーバード・ホールで上演。新聞各紙より高い評価を受ける。