舞台設備
客席は行われる公演にあわせて1,650席から2,196席まで可変させることができます。それにより様々な舞台芸術に相応しい空間を創り上げることが可能です。
舞台は主舞台、下手側舞台、奥舞台の可動舞台3面と固定床の上手側舞台で構成され、総面積は2000㎡、主舞台の奥行きは22mを誇ります。プロセミアム開口は高さ12m、間口18m、ポータル高さは最高12.8m、間口は14m~19mです。
なお吊・床機構ともすべて電動コンピューターで制御され、あらゆる演出に対応することができます。
建築音響は客席内の無駄な残響を抑え、セリフや歌曲など声を素直に客席に届けられるよう設計されています。管弦楽やピアノなどのクラシックコンサートでは走行式音響反射板を使用すれば残響時間を約1.6秒まで付加させることができます。
照明設備
演出回路を894回路有し、ムービングスポットやLEDスポットのためのND回路100v、200vも各所に96回路配置しています。回路のないところでもND100vを利用し移動型調光器にて増設も可能です。
また、その機器を制御するための照明用信号もイーサネットで各所に設置され、設置がないところでもワイヤレス信号制御で使用することが可能です。
調光操作卓はコントロールチャンネル4096CH、シーン記憶3000シーンを備え、メイン卓とサブ卓の2面でハード、ソフト両面のバックアップに対応しています。
又、分散型にしていますので、容易に客席や舞台への移動も可能です。
調光器盤はインテリジェント調光器を導入し、各調光器や機器の異常情報をディスプレイ上でモニタリングすることができ、情報はリアルタイムで表示されるためトラブル時には迅速な対応が可能となります。
照明設備に関してのお問い合わせakari@aubade.or.jp
音響設備
シーンの記憶、再生が容易に出来るフルデジタルの音響調整卓を導入。調整室内に音響調整卓が2台有り、拡声と効果、拡声と収録などの常時同時運用が可能です。なお1台は2階客席後方に移動することもできます。客席においては4層5階構造に対応し、壁面やバルコニー下など各所に拡声や音響効果に使用できるスピーカを配しています。
音響設備に関してのお問い合わせoto@aubade.or.jp
リハーサル室
地下2階にあるリハーサル室は、主舞台とほぼ同じ20mの幅を持ち、天井高も4.5mと余裕のある空間です。舞台奈落とのアクセスもスムーズで稽古や転換時の道具移動など幅広い利用が可能です。
楽屋


個室

大楽屋

ラウンジ

グリーンルーム
個室から大部屋まで最大約200名を収容できる楽屋は、全室が下手側舞台を囲むように配置され、衣裳を身につけた出演者たちが十分に行き来できる広い通路を確保しています。
- 個室×4室
- 小楽屋×2室
- 中楽屋×2室
- 大楽屋×5室
- リハーサル室楽屋×1室
- 楽屋事務室
- グリーンルーム(救護室併設)
- スタッフルーム
- 給湯室
- 楽屋ラウンジ
- シャワールーム
オーバード・ホール舞台技術課 受付時間/9:00~17:00(休館日は除く)
オーバード・ホール管理課 受付時間/9:00~17:00(休館日は除く)